昨日、事業戦略発表イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」を開催しました。
カンファレンスでは、サービス開始5年を機に発表したミッション「Closing the distance」を軸に、ビジネスプラットフォームのオープン化戦略や「LINE Payカード」「LINEモバイル」など新たな構想を発表いたしました。今回の発表に関連する人材募集ポジションを紹介します。

新たに募集を開始したポジションもありますので、今後の事業展開に興味がある方は是非ご覧ください。

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 ▼LINE CONFERENCE TOKYO 2016についてのプレスリリース
 http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1295
 ▼中途採用募集職種一覧
 http://linecorp.com/ja/career/ja/all

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LINEでは、渋谷ヒカリエにあるオフィスやLINEの公式ショップなどでアルバイトを募集しています。アルバイトといってもLINEの一員として活躍出来るポジションばかりです。

① 編集スタッフ(時給1,000円〜@渋谷オフィス)

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当社は、コミュケーションアプリ「LINE(ライン)」以外にも様々なメディアを展開しています。「NAVERまとめ」や「LINE NEWS」「livedoorニュース」など、あなたの書いた記事が多くの人に読んでもらえるやりがいがあります。

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現在、下記のメディアで編集スタッフを募集しております。

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今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はLINEゲーム事業部 ゲームマーケティングチームのマネージャーです。
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――入社日を教えてください
2014年の8月です

――LINEに入社したきっかけを教えていただけますか?
前職はゲームプラットフォームの会社だったんですが、LINE GAMEというサービスを外から見ていて当時はカジュアルゲームが多かったですが「LINEを使ったゲームのマーケティング」というものに興味があって応募したのがきっかけです。

当時はオンライン主体の広告マーケティングをやっていたんですが、LINEという新しいプラットフォームを使った領域をせばめないマーケティングに興味津々でした。ゲームもカジュアルゲーム以外にもコアゲームやミドルゲームなど様々なジャンルがありますし、マーケティングのやり方やターゲットも違うんですよね。自分もそういうところでマーケティング担当として新しい世界でやってみたかったんです。


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今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はエンターテイメント事業部 動画制作チームのスタッフです。

――入社日を教えてください
2015年の11月入社なので3ヶ月ほどです。

――前職ではどのようなお仕事をされていたんですか?
前職ではテレビ制作とCM映像制作をやっていました。テレビ制作はアシスタント業務を含めてディレクションまで基本的に一人で全てこなし、CM映像制作ではプロダクションマネージャーという制作まわり全般と企画なども担当していました。

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LINE社内の特設スタジオにて、配信前に説明などを行う。この日の配信はNICO Touches the Walllsの皆さん

――現在は動画制作チームですが、具体的にどのような仕事内容でしょうか?
2015年の12月に始まったばかりの LINE LIVEというサービスに関わる仕事をしています。LINE LIVEは、タレント・アーティストなどの著名人や企業の公式アカウントを通じてライブ映像を配信できるサービスなんですが、動画制作チームでは配信まわりのサポートやスケジュール調整、数値分析、コンテンツ調査を主に担当しています。

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LINE株式会社では2016年夏に学生向けのサマーインターンシップを実施いたします。

今年も技術職向けの「Engineerコース」と総合職向けの「Businessコース」を実施する予定ですが、
本日から先行して「Engineerコース(就業型)」のエントリー募集を開始いたします。

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LINE Summer Internship Engineerコースに参加希望の方は以下の概要をご確認の上、ご応募ください。
※Businessコースの募集は改めて告知いたします。

Engineer コースの概要

学生1名につき1つのテーマについて約4週間の期間で開発、研究に取り組んでいただきます。期間中は1名のLINEのエンジニアがチューターとして指導します。
開発・研究テーマはチューターによって異なります。学生のみなさまのご希望の技術領域と適性に応じてチューターを選定いたします。

【募集要項】
  • 対  象:博士、修士、学部、学年不問
  • 実施時期:2016年8月8日から9月2日(4週間)を予定
    ※実施期間は上記日程の前後で変更になる可能性があります。
  • 場  所:東京 渋谷ヒカリエオフィス
    ※希望者は福岡(LINE Fukuoka)も可能
  • 待  遇:
    ・インターン期間:報酬40万円
    ・遠方からの参加の場合、希望と審査により宿泊代を支援します
    ・交通費全額支給
    ・参加者全員に新卒採用選考にて最終選考から参加できる権利をお渡しします
  • 募集人数: 約10名

【開発・研究テーマ例】
  • RedisCallTrackerのログ可視化ツール開発
  • POPまでの通信環境を把握する基盤の設計・開発
  • 画像処理Shape Filter機能開発
  • データセンター運用状況のモニタリングツール開発など
  • 開発者向けデプロイ自動化ツール開発
    など
1ヶ月の期間内でも、開発・インフラに関する有意義な経験を積むことができるよう、
インターン初日に、それぞれに適したテーマを設定します。

昨年の様子、開発内容の一部を公開しています。よろしければご覧ください。
http://line-hr.jp/archives/45337414.html

【必要な条件/経験】
※以下のいずれかを満たす方
  • 基本的な開発経験/プログラミング経験のある方
  • 理系・文系問わずエンジニアに興味のある方
  • スマートフォンアプリの開発やサーバサイドの開発、
    大規模インターネットインフラの構築・運用業務に興味のある方

【選考の流れ】
  1. エントリー(応募フォームより登録)
  2. 書類審査
  3. 技術テスト(書類通過者のみ)
  4. 面接(1回)

【選考スケジュール】
  • 2016年3月2日:エントリー募集開始
  • 2016年6月13日:エントリー募集締切
  • 2016年6月上旬:技術テスト(課題)
  • 2016年7月上旬:最終審査発表
※インターンシップの日程詳細は決まり次第告知いたします。
※エントリーいただいた方には、後日書類審査についてのご案内いたします。

【応募方法】
以下の応募ページより、エントリーをお願いします。
応募する
※エントリー締切り : 2016/6/13 10:00

LINEでは働くスタッフ向けのサポート制度がありますが、そのうちの1つである語学研修について紹介いたします。ここ数年で海外拠点が急速に増加し現地スタッフとともに仕事をする社員が増えたため、語学力の底上げが必要となり強化しています。

現在では、主に以下のようなものをサポートしています。(2016年2月24日現在)
  • 全社員向けに英語、韓国語など語学講座に関わる費用を会社が負担。
  • TOEICテストを社内で受験することができます。受講料は無料。
  • 日本国籍以外のスタッフ向けに日本語講座に関わる費用を会社が負担。

  • 尚、語学講座はオンラインで受けるものや、講師が毎週オフィスに来るもの、グループレッスンや個別レッスンなど、レベルに応じて様々です。

    語学研修以外についても色々とサポート制度を実施していますのであわせてご覧ください。
    LINEのスタッフ向けサポート制度を一部ご紹介します : LINE HR Blog
    社内専用のスタッフ向け相談窓口「LINE CARE」を紹介します : LINE HR Blog

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    LINE株式会社では、新卒説明会情報や社内の様子などを新卒採用LINEアカウントでアナウンスしております。
    LINE ID:@linenewgrads
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    友だち追加数


    2016年2月4日から9日までの5日間、アカウント上で技術職についての質問を受け付けておりました。多くの質問を寄せていただきありがとうございました!いただいた質問について実際にLINEで働いているエンジニアの中でも面接官や新卒の方に回答してもらいました。今回はその中からいくつかをご紹介いたします。

    質問に答えてくれた5人の担当領域
    Aさん:サーバサイドエンジニア(LINE)
    Bさん:サーバサイドエンジニア(LINE GAME)
    Cさん:サーバサイドエンジニア(LINE ファミリーアプリ)
    Dさん:セキュリティエンジニア
    Eさん:インフラエンジニア(新卒)


    Q1. どんなプログラミング言語を使っているのですか?


    Aさん:LINEのコアサービスはJavaで開発していて、自分の場合は90%くらいがJavaでの開発です。
    ツール類には本当に様々な言語が使われていますが、私の場合はPythonやScalaを使っています。
    Javaを使う理由の一つには、様々な分散処理を開発するにあたりってHadoop Projectのミドルウェアを多く利用しているということがあります。

    Bさん:主にJavaを使用しています。確かにスクリプト言語と比べると開発スピードが出ないと感じることもありますが、パフォーマンスに優れているし、型付けのおかげで後からの保守運用もしやすいと感じているので、十分にメリットのほうが上回っていると個人的には感じています。管理ツールや、batch処理などではJava以外のスクリプト言語を使用することもあります。

    Cさん:C/C++はよく使います。あらゆるプログラミング言語から利用でき、より高速且つ省メモリに、そしてシンプルなプログラムを書けるし、何年後でもトラブル無しに実行できるので。
    PerlとPython。ライブラリが充実していて得意な分野が違うので使い分けています。また速く書けるので技術開発の初期段階においてとても便利です。

    Dさん:JavaとObjective-cの利用頻度が高いです。
    JavaはAndroid App の脆弱性診断のため。いろいろ遊べる Android 環境が楽しいので割合が少し高いです。
    一方Objective-cはiOS App の脆弱性診断のために使っています。あと、セキュリティの本や公開されているツールの影響でPythonも使うことがあります。

    Q2.OSSソフトウェア開発にも力を入れていますか?また、既存の自社製ツールのソースを公開する予定はあるのでしょうか?


    AさんBさんCさん
    会社として、積極的にOSSに貢献していこうという動きはあります。実際に2015年11月に、Armeriaという非同期RPC/API client/serverのライブラリをOSSとして公開しました。LINEのコアサービスのために開発されたライブラリをOSS化したものです。
    http://line.github.io/armeria/

    Q3. インシデント対応で、対応のための手順書と異なる動きをするときに一番気をつけていることはなんですか?


    Dさん:作業証跡を残し、これを関係者に適宜共有すること。基本だけど実践はなかなか難しいこともあります。

    Q4. インフラチームでは、サーバの管理をどのように行っていますか?


    Eさん:どのサーバがどこにマウントされている、どういった構成か、などの情報は自社開発のツールを使用し管理しています。

    Q5. 仕事をする上で大事にしていることはありますか?


    Aさん:いい意味ではラクするけど、悪い意味でラクしないようにすることです。
    *ツール化できるルーチンな仕事はできるだけツール化して人間はラクできるるようにするけど、エンジニアにしかできない仕事は困難に直面しても全力でやり遂げる、ということです。
    Bさん:コミュニケーション
    Cさん:普段から、やったことが無いこと、行ったことが無いこと、など未体験なことをより多く行うようにして視野を無理にでも広げています
    Dさん:安定して成果を出せるように、適宜休息をとること
    Eさん:関係作りです。言葉に表すのは難しいですがタイミングをみて他愛もない会話をしてみたり、小さなことでも話しやすい雰囲気を作ろうと心がけています。

    Q6. 他の企業と比較してLINEで働いていていいなと思うポイントは何ですか?


    Aさん:一つは技術力が高いエンジニアがたくさんいること。一緒に働いていると日々が自分の勉強になります。
    もう一つは、世界的にも有数のスケールのサービスを提供しているので、日本国内では例を見ない難しい技術的なチャレンジを経験することができます。特にサーバサイドのエンジニアにとっては、これはとても大きなアドバンテージだと思います。
    Cさん:自主性がある人がやることを邪魔しないこと。また、OSSの開発によって社内外に貢献できることが良いと感じています。
    Dさん:肯定的な思考の方が多いことです。私の上司は失敗に寛容で、様々なことに挑戦しやすいです。

    Q7.大学のうちにやっておいたほうが良いことはなんですか?


    Aさん: コンピューターサイエンスの基礎的な知識。あとは技術において「これだけは他の人に負けない」という得意分野をつくる
    Bさん:プログラマとしてのアルバイトやインターン(結果的にいろいろな技術が身につきました)
    Dさん:アプリケーション開発やサーバ運用の経験。またそこからテストやデバックを疎かにしない習慣を身に付けると更に良いと思います。
    Eさん:インフラ共通としてはサーバ(OS/HW)とネットワークの知識を広く浅くだと思います。 それに加えて、自分が好きだ・得意だと思える技術1つを深く。加えて個人的に思うのはIT技術以外に得意だと思える技能を1つです。(会話能力、プレゼン能力など)

    Q8.どんな人と一緒にはたらきたいと思いますか?


    Bさん:積極的に学習をする人、仕事が好きな人、コミュニケーションに積極的な人
    Cさん:何か得意技があり、向上心があって実際に向上する人。
    物事の本質を見抜ける人。他人に対する気遣いができる。
    Dさん:セキュリティエンジニアを志望される方なら「何が何でもセキュリティで飯を食っていってやるぞ!」という気概のある人だとうれしいです。なんとなく「最近流行ってきてるから」という理由じゃなくて、セキュリティに何かしらの興味をもっていて、それをモチベーションに変えられる人が向いていると思います。

    採用情報


    いかがでしたでしょうか?2017年の新卒採用も技術職を積極的に募集中です!
    詳しい仕事の内容やエントリーの情報はこちらからご確認ください。

    ▼新卒採用情報
    http://linecorp.com/ja/career/newgrads/

    一緒にチャレンジをしたい!と思っていただける学生のみなさまは是非ご応募ください。

    今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
    今日は ITサービスセンター IT運営室ではたらくエンジニアの方です。

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    ――入社日を教えてください
    2012年の11月です

    ――LINEに入社したきっかけを教えていただけますか?
    前職からの転職活動で複数の会社が候補としてあったんですが、採用に関わるスピードが一番早くて感触がよかったというのが決め手でした。当時は募集要項にあまり技術的な内容が記載されていなかったんですが、いざ面接で話してみると技術的に突っ込んだ話が出来たというのもあって興味を持ちました。

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    LINE株式会社にあらたに5人の執行役員が加わりました。今回はその中の一人、当社最年少役員(33歳:1982年生まれ)となったLINE企画室の稲垣あゆみがいまどんなことを考えているのか、話を聞きました。

    「LINE」メッセンジャーの企画者として、サービスを立ち上げた経緯から、企画室のメンバーに求める能力等、ざっくばらんに語ってもらいました。

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    「LINE」ができるまで


    --まずは現在、どのような仕事をしているのか、改めて教えてください。
    稲垣:今はLINEのメッセンジャー、LINE STOREのPM(プロジェクトマネージャー)と、LINE企画室の室長をやっています。LINE企画室では、LINE企画チーム、ローカライズのチーム、CS(カスタマーサービス)のチームがあります。その他にもLINEバイトやLINEクリエイターズマーケットなどの周辺サービスの企画進行もまとめてやっています。

    --幅広く活躍されてますね。そのベースとなるLINEを作り始めた経緯から聞かせてください。
    稲垣:私は2010年の年末からネイバージャパンで新しいソーシャルのアプリやサービスを作るところから始まりました。最初はメッセンジャーなのか、写真なのか、名刺交換とかオフィスシーンで使えるものなのかと、いろいろと検討しました。プレゼントやEC系も研究しましたね。リサーチをしていく中で「メッセンジャーか写真だね」という話になりました。その後、私とそのときの上司2名でメッセンジャー、他のメンバーは「フォトアルバム」を進めることになりました。

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    --そのメッセンジャーのチームは、企画や開発、デザイン含めると、何人ぐらいいたんですか?
    稲垣:開発が8人ぐらいでサーバも4、5人いて、合計で20人ちょっとぐらいですかね。

    --それが今ではかなり人数が増えていると思います。企画を立ち上げたメンバーとして、この状況についてどう思いますか?
    稲垣:仲間が増えていると感じています。最初からやっているメンバーも割と残っていて、その人たちに関してはやっぱり「戦友」っぽい感覚がありますね。

    最初にプロジェクトが本格化したのが2011年4月末で、リリースしたのが6月23日だったのですが、6月上旬にAppleのQA(アプリの審査)に出したんです。その直前が最後の追い込みの時期で、ほぼみんな週末もなく働いていました。AppleのQAに出す前の週末に、テストバージョンみたいなものを使ってバグとかの話をしたんですけど、その時のキャプチャはまだ保存してあります。“6月○日(日曜日)出社組”みたいなグループをテストで作ってやり取りしたんです。

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    <6月○日(日曜日)出社組の画像>

    最初の頃、みんなで作業している写真なんかは本当に懐かしいですね。

    リリース直前に流した悔し涙とうれしい誤算


    --今のお話を聞くと楽しそうに聞こえますが、2011年まではいくつかのアプリを出してもなかなかうまくいかず…みたいな状況もあったと思います。そんな中、チームはどんな雰囲気だったんですか?
    稲垣:当初はテキストしか送れないようなベーシックなメッセンジャーでした。今でいうスタンプも無いし、そもそも画像の送信とかもあったかな? っていうぐらいのものでした。シンプルなメッセンジャーという箱を作るだけだったので、“スピード勝負”みたいな感じがあって、成功するかどうかを気にする以上に、みんなとにかく集中していました。

    マーケティングのチームが6月23日をターゲットにして、どこかの広告枠を押さえていたんですよ。でも直前までAppleのQAが通らなかったうえに、一度リジェクトされちゃたんです。

    たぶんアップロードした時の単純な入力ミスか何かでリジェクトされて。誰が悪いというわけじゃなかったんですけど、その週末は泣きました(笑)。「みんなで頑張ってきたのに、こんなちょっとしたミスでリジェクトされた……」「これで6月23日に間に合わなかったらどうしよう……」って。たしかギリギリ当日までやっていた気がします。

    --でも、実際にリリースしたところ、初日に予想を大きく超える反響があったんですよね? 手応えとして「これはいけるのでは」と感じたのはいつ頃でしたか?
    稲垣:中東の最初のヒットが7月ぐらいにあった時ですね。6月にリリースして、当初は「8月までに“国内100万ダウンロード”」が目標でした。社内でも「友達や家族にいれてもらおうキャンペーン」をやりました。Amazonギフト券をあげるキャンペーンなんかもありましたけど、やっぱり最初は地道な感じでした。

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    <七夕の日、社内の笹飾りに願いをこめる>

    中東でのヒットが夏ぐらいで、10月ぐらいにアジア諸国で大きな反応がありました。香港では週末だけで15万DLとか。タイで1番になると、翌日はタイの隣のインドネシアで1番になって……というように、五月雨式に広がっていったんです。

    10月からスタンプと無料通話もリリースしました。LINEのプロジェクトメンバーとしては「無料通話が絶対イチオシ」ということだったんです。でもリリースした後にTwitterなどで「スタンプがヤバい!」というボリュームが大きくなっていくのを見て、これは来たんじゃない!? と感じました。「スタンプが面白いからLINEを使おう」というのが見え始めた時ですね。LINEのスタンプのキャラクターが確立されていくステップと、LINEが確固とした地盤を作っていくっていうのがシンク(同期)していました。

    「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー」を受賞した2012年に、1億DLに行くか行かないかぐらいの時期だったんですけど、10月、11月頃に、ムーンやブラウンの“社内限定ぬいぐるみ販売会”がありました。ぬいぐるみ販売の盛況ぶりを見て、LINEのサービスやブランドが“会社がひとつになる”ということへの求心力になっていると感じられました。

    LINEを作る立場の人間としては本当にうれしかったですね。

    「決定者なんていない!」プロジェクトマネージャーとしての仕事術


    --では、続いて稲垣さんの仕事のやり方をお伺いしたいと思います。最近はLINEバイトなどの新しい領域の仕事もされていますが、LINEを立ち上げた当初と今では“仕事のスタンス”は変わりましたか?
    稲垣:変わってないですね。ユーザーが「良い」と思っているものは何なのか? を考えながら、競合のほかのサービスから何をインサイトとして学ぶのか、それを次のサービスにどう生かすのか――を企画者が考えて、デザイナーや開発者からアイデアを出してもらいながら、みんなで作っていくというスタンスです。

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    これは私が関わるどんなプロジェクトでも同じだと思っています。最近よく感じるのは、「今年の方針はこうです!」というロードマップや目標を、マーケティングと企画だけで共有するのは止めた方がいいということ。

    普段、開発やデザイナーが議論する際には、「新しいスペックをどうするか」ということに集中はしますけど、関わっているみんなが、「全体の中で自分たちのポジションはどこなのか?」「次は何を目指すのか?」「この機能とか意図は何なのか?」ということについて“腹落ち”してもらう必要はありますね。

    その腹落ちを持って進むとブレないんです。開発やデザイナーはもちろん、それぞれのパートの人たちが優秀なので、「なぜこれが必要なのか?」を納得さえしてくれれば、じゃあそれに対して自分たちはどういうことができるのかを考えて動いてくれます。

    --なるほど。その話に関しては「みんなに納得してもらうために“企画の内容を高める”方法」が分からない人。「お願いできない」「これを言ってもいいのだろうか」と悩む人の2つの軸で悩む人がいるように思います。稲垣さんとしては、これらの問題にはどう対処していますか?
    稲垣:先日、「決定者が誰なのか分からなくて困っています」という話を聞いて、すごく新鮮だと思いました。会社の中に“決定者”なんていないんですよね。

    私の場合は、みんながそれぞれ何を考えているのかはすごく大事な情報ですからちゃんともらいます。例えば、役員が「A、B、Cがほしい」とおっしゃっても、一番ほしいのはAで、B、Cは“あったらいいな”っていうニュアンスの場合がありますよね。でも、人によっては「いや、役員はA、B、Cの全部が必須だと言ってました」という風に捉えるわけですよ。

    しっかりと「本当にやりたいのはどれですか?」と聞けば、「Aを押さえていればOK」になったりします。開発やマーケティングなど、それぞれの意見を合算したうえで、「今、私が最良だと思えるソリューションはこれです」と提案するんです。

    そうすれば、それぞれの案を活かす部分と削る部分がハッキリして、内容は高まりますよね。それをちゃんと皆さんに説明する。そうすると「いいね」と言ってくれますよね。

    --たしかにそうやって説明していただくと、もっともだな……と思うんですが、悩んじゃう人が多いのはどうしてなんでしょうか?
    稲垣:先ほどお話した、「決定者は誰?」というスタンスになっちゃうと、決定してくれるのを待っちゃうんですよ。それが大きいのかもしれません。

    --稲垣さんは待たない?
    稲垣:はい。私は待ちません。みんなが抱えている不安要素を全部出してもらって並べた時に、「じゃあ、私はこの人にはA案で行って、たぶんダメだろうからB案を出して進める」というロードマップを自分の中で作るタイプです。

    “自分が主”じゃないとダメだと思うんですよ。もちろん、みんなの意見を聞きつつですが、たぶんこれが“自分としてのベスト”という解を出したうえで確認して回ります。あとは説得大会ですね(笑)。

    「役員はA案がいいっておっしゃいましたけど、ほかの要素を考えると今回はB案です!」と伝えます。そうすると、「じゃあこれはどうなるの?」「いつできるの?」という展開になりますから、それに対する代案を用意しておくんです。役員に対する説得ロジック、デザイナーに対するロジック、開発に対するロジックは全部別のものとして持っていきます。

    それで、私が持っていくB案にみんなが「いいね」と言ってくれるように説得して、現場のみんなには「Bで決まったから、Bで!」という形にすると。だいたいその段階で現場のみんなが聞いてくることは、それまでの過程で私がすでに考えた他のオプションとかの案だったりするので、「それはこういう理由で効率的じゃないから」という風に説明できます。

    考えがクリアになっていればいるほど、みんなが悩まずに進められる環境ができて、良いものを作ることに集中できると。「決めてください」というオープンクエスチョンは、基本的にありません。

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    --企画者としての立場上、メンバーが増えていますよね。新卒もいますけど、どういうステップを踏んで仕事を教えていくんでしょうか? 特に新卒はまっさらな状態で入ってきます。
    稲垣:企画の順番としては、まず他のサービスを調査して、そこからどういうインサイトを得られるのか――ですね。最初にそれを指示すると、だいたいインサイトを捕らえていない状態で、「こういう結果でした」と返ってきます。そうなると私からのフィードバックとしては「で、何が良かったの?」ってなるんです。

    つまり、どのポイントが良かったのかを感じたり、判断したりする力が必要だと考えています。調査して、何からどんなインサイトを得られるのかという能力がまず最初ですね。その後に企画を書くと。でも、最初はみんな自信も知識もないので、そこに「意志」は見えません。

    --やっぱりそうなりますよね。
    稲垣:はい。特に新卒の場合は「これはどっちがいいですか?」という風になります。それに対しては、「どっちがいいか考えてから報告して」とは話しています。

    「企画者とは調整することが仕事」だと思っている人は多いかもしれないけど、調整するためにはものすごく考えなきゃいけません。論理的に考えていればいるほど上手な調整につながります。「それだけ考えた上で言うのなら、それが正しいんだろう」という風にみんなついてきてくれると感じます。

    ですから、最初から私が答えを教えるんじゃなくて、「自分は迷ったけど、こう考えてこう結論を出しました」っていうのを含めて報告してもらうんです。そして、「でもこれはこうじゃないの?」と戦うことで、今度は説得力などが強くなると思うんです。

    それができるようになると、私がちょっとアドバイスしただけで、みんなを納得させて良いものを作れるようになるのかなと。だんだん企画の形が変わって、関わる人が増えて、他のプロジェクトとの連動が必要になって、全体像が大きくなっていく……という感じになればと思います。

    稲垣さんのビジョンとは


    --最後に、今後の夢やビジョンを教えてください。
    稲垣:LINEのサービスに関しては、日本国内でこれだけ騒がれたり重要なものになってきていることへの責任、インフラとしての責任は強く感じています。いかに安定したものを提供していくかということは重要ですね。

    グローバルで見ると、まだ上に強いプレイヤーがたくさんいるので、これらの競合相手に対して「自分たちはどんな付加価値を見出していけるのか」という課題があります。LINEバイトやクリエイターズマーケットなども含め、LINEというベースを使ってどう他に展開していくのか? という部分を考えていきたいです。他のサービスとつなげて展開できる余地はまだまだあると思っているので、チャレンジしていきたいですね。

    昨年8月に発売された、LINE開発ノウハウ大公開 (WEB+DB PRESS Vol.88)の内容が収載された技術書籍が「Webサービス開発徹底攻略 Vol.2」というタイトルで出版されますのでお知らせいたします。

    LINEのコアアーキテクチャを紙面という形で広くご紹介しているので、気になるテーマがありましたらぜひお手にとっていただければ幸いです。

    タイトル:Webサービス開発徹底攻略 Vol.2 (WEB+DB PRESS plus)
    出版社:技術評論社
    発売日:2016/2/16

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    <特集概要>
    ―― 1日100億メッセージをさばくサービスの裏側
    メッセンジャーアプリであるLINEの月間アクティブユーザ数は約2億500万人に達しており、1日に送受信されるメッセージは100億件以上です。本特集では、LINEという大規模なサービスがどのように実装されているのかをさまざまな切り口から紹介し、そこで行われている工夫や、大規模サービスを開発してきた経験から得られた知見を解説していきます。
    Amazon 商品ページより



    掲載いたしました内容は、2015年4月に開催されたLINE主催のエンジニア向けイベント LINE DEVELOPER DAY_2015 Tokyo にてお話した内容をベースにしております。
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    イベント公式サイトでは、トーク動画とスライドを公開しております。今回の書籍で触れた内容以外にもLINEのエンジニアリングについてご紹介しておりますので是非こちらもご覧ください。

    公式サイトはこちら
    LINE DEVELOPER DAY_2015 Tokyo