今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はウェブサービス本部サービス企画2室ニュースチームでシニアマネージャーをしている方です。

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――入社日を教えてください
当時はライブドアでしたが、2005年の1月入社です。


――入社したきっかけを教えていただけますか?
当時はフリーのライターとしてスポーツ系雑誌でライティングと編集業をやっていたんですが、ライブドアに知り合いがいたので livedoorスポーツ というコンテンツの立ち上げを手伝っていたんです。その時に「もっと本格的にコミットしてやりませんか?」と誘われたのがきっかけです。


――現在はどのような仕事内容ですか?
BLOGOSなどを含め、livedoorニュースが担当領域で全体の運営をしています。livedoorのTOPページも担当していますが、メインはニュースですね。


――ニュースチームはどんなチームですか?
社員が10数名、アルバイトが20名くらい所属しています。年齢層は20代前半から40超えてる人までバラバラです。キャラクターもバラバラで、そんなに上下関係もなくフラットな環境の中でうまくコミュニケーションとれているかなと思います。


――採用時に見ているのはどういった部分でしょうか?
スキルや経験はもちろんですが、まずは人柄が素直であることですね。あとは「まずはやってみよう」というマインドで仕事に入ってもらえる人かどうか。我々の部署は、まず手を動かしてそこから得られたフィードバックから改善していくというスタイルなので、入る前から立ち止まる人はあまり向かないかと思います。
専門分野や得意分野をもっているのはもちろんよいですが、知らない分野でも貪欲に吸収できる性格の方があってるかなと思います。


――マネジメントで気をつけてることはありますか?
仕事をスタッフにお願いする立場なので、適材適所はもちろんですが「その人がちょっと背伸びすれば届くかな」という仕事や役割・数値的なことを渡すように気をつけています。会社は常に変わっていくものです。外的な要因も変わっていくし、目標や役割も変わったりしていきます。変化していく速度も早いので、モチベーション高く仕事できるように仕事の振り方や預け方については最低限説明はしつくそうと思っています。
ただ、最後はロジックだけでは行き詰まるんですよね。「前と言ってること違うじゃん」と思う場面も出てきますが、それもしょうがないことだと思います。なので自分は「あの人の言うことなら」とついてきてもらえるマネージャーでありたいと思っています。どこかゆるい、とっつきやすさがある、そういうゆるさを自然に持っていたいなと思っています。最近はお酒で失敗したり「ハメを外すのもいいけど最近ちょっと外しすぎじゃない?」といわれることもありますが(笑) スタッフがツッコミやすい、そういう関係性も大事かなと思っています。


――入社されてそろそろ8年目ですが、今のNHN Japanはどうですか?変わったところなどはありますか?
私の場合は2005年から同じ会社にいながら、ある意味では複数の会社に所属してきた感覚なんですね。社長も上司もスタッフも事業も変わる中でやってきているので常に変わっていっていますね。それもネガティブではなく、変化の過程で進化していて「前の年よりも今」「旧ライブドアよりもNHN Japan」と、常によい環境になっていくし、とてもエキサイティングで面白い職場だなと思っています。
いまは確信犯的に自由な会社ですよね。自由というのはゆるいという意味ではなく、プロセスを含め、裁量を与えられているという意味で。そのかわり、ゴールだけは明確。なので、仕事へのアプローチとして、「最後は自力だな」とか、要所要所で主体性が重視される。そんな環境だと思ってますね。


――常に変化していく環境の中、どんな人と仕事をしたいですか?
自分のチームのミッションがうまくいってる時はそんなに気にしていないですが、障害が起きたり超えなくてはいけないハードルが出てきたことに対して、まずは打たれ強い人ですね。無関心ではなく「そういうこともあるよね」といい意味で許容して、早め早めに切り替えられるマインドを持っている人がいいです。
なにかぎくしゃくしてしまうような事があった時に「社会人あるあるですね」とか「まぁやるしかないですね」と粛々と手を動かせるような、いい意味で動じない人。自分で消化しちゃう人達って魅力的だなと思っています。そういった人柄や許容力の大きさというのはなかなか変わらない本質的な事なのでいい結果や成果が出やすいですし、例え結果が出なくても納得して次に進みやすいんです。
自分は立ち止まりがちだったり、いちいち考えがちなので、そういう時にそういったマインドの人が多いと物事が進みやすいし、結果的にハードルも越えやすいので、そういった人達と仕事をしていきたいですね。


スマホ版 livedoorニュース は様々なシーンで活用されているそう
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――最近なにか嬉しいことありましたか?
先月で40歳になったんですが、チームのスタッフがサプライズでお祝いしてくれたのが嬉しかったです(笑) 夕方に定例会議が1つあって、それが終わったタイミングでプレゼントを用意してくれていて、急に誕生会が始まって。ニュースチームはバースデーサプライズ以外にもそういうサプライズをしてくれたりして、そのたびに「そんなに間違ったマネジメントはしてないかな」と嬉しくなります。


――モチベーションの源や、このために頑張ろうみたいなことってありますか?
そうですね、スタッフに難しいタスクをお願いしていて、それは1年くらい時間がかかったり、殻を破れなかったりする事もあるんですが、目に見えて成果が出たときは嬉しいですね。
仕事で与えられた数値や目標を達成するのは当然嬉しいけれど、目標はあったりなかったり、その時によって変わります。成果を出すのは社会人として当たり前のことでもあるので、それよりもスタッフが成長していくのを見るのが自分のことのように嬉しいです。


――会社の好きなところ、自慢できるところってありますか?
今はLINEが軸になって牽引しているところもありますが、他にも人気のあるサービスが沢山ある会社だと思っていて、NAVERまとめもすごいし、livedoorニュースも成長しているし、livedoorBlogも成果を出しています。
インターネット業界で、コミュニケーションからCGMからメディア領域まで、幅広く人気のあるサービスを手がけていて、愛用してくださっているファンが沢山います。そういうものに関われるのはやり甲斐もあり、好きなところです。経営統合で会社が一緒になり、未来に可能性がいくらでもありそうでワクワクしています。
社会人となってからはメディアを問わず編集の分野に関わっているんですが、そういうものの領域では最先端にいる会社だと思うので、そういうことに興味ある人には魅力的な会社なのかなと思いますね。


――今後やっていきたい事を教えてください
担当領域はニュースですが、記者をかかえているわけではないですし、ニュースそのものを作っているわけではありません。コンテンツ自体は他社提供に依存しているので、ユーザーへどう届ければよいのかをいつも考えています。
世の中には、ニュースなんてあってもなくてもいい人っていっぱいいますし、新聞をとっていてもパラ読みしかしない人もいくらでもいます。最近はニュースに触れることが出来るデバイスも色々ありますし、ユーザーへどういった届け方をすればいいか、どうやれば心地よく情報を受け取れるのか、ニュースに興味がなかった人が「これなら楽しい・便利だ」といわれるものを作っていきたいと思っています。一言でいうと、ニュースと受け取るユーザーとの関係をよくしていきたいと思っています。


――リフレッシュ方法や休日の過ごし方を教えてください
年齢的にも、いい加減体を動かさないとなと思ってジムに行ったりするようになりました。スポーツ系のライターはしていたんですが、自分がやるのはフットサルを月1でやるくらいで。今は日常的にジムへ行ったり、食事も気をつけたりというのを始めていて、それがリフレッシュにもなっていますね。
あとは、お酒を飲んで時々ハメを外すのは忘れないようにしています(笑)



――ありがとうございました


次回も気になるスタッフに話を聞いてみたいと思います。