現在、LINE株式会社では企画営業(LINE広告)の採用に注力しています。今回もLINE株式会社で広告にかかわる営業メンバーに働き方についてお話を伺いたいと思います。第2回目は、2011年に新卒で入社した方です。

DSC_0009

――入社何年目になりますか?

私は株式会社ライブドアに新卒として入りました。社会人キャリアでいいますと、今年で3年目になりますね。

――新卒として入社されたということですが、当時はどのような志望動機を持っていたのでしょうか?

まずメディアに携わりたかったというのが大きいですね。大学時代に出版サークルに入っていて、大学に関する受験情報誌を作っていました。学生のサークルにも関わらず、全国の書店で販売されるくらいスケールが大きくて、自分たちが作った情報が様々な人に届くことに楽しさとか、やりがいを感じていました。

就活の際、将来働くにあたって、人に影響ある情報を届けられるような仕事に携わりたいということで、行き着いたのが「メディア」でした。そのメディアの中でもインターネットは、スピード感があり、トレンドがどんどん変わっていきます。こうした所に面白さを感じ、ライブドアに入社したいと思いました。

――入社してどのくらいの時期から、上司や先輩から仕事を任される、もしくは一人で仕事をこなせるようになったと感じましたか?

広告事業部に配属された翌日、先輩の営業に同行させて貰い、その1ヵ月後にはお客様の前で広告メニューの紹介。4ヶ月後には大きなプロジェクトのフロント営業として仕事を任せて頂きました。企業によっては新卒の1年間研修を続けることもあるようですが、ライブドアの場合はとにかく現場に出させて頂き、早いうちに仕事を覚え、自信をつけることができました。そのスピード感はLINE株式会社になっても変わっていません。

――では、現在の仕事や担当職域を教えてください。また、一日の業務スケジュールはどのようなものでしょうか?

現在は、広告部で電通様を中心に、いくつかの広告代理店を担当しております。領域としては、特定の広告メニューを扱うのではなく、LINE、NAVERまとめ、livedoorなど、LINE社が運営するサービスを横断的に取り扱い、クライアント様に適した広告提案を行っています。

1日のスケジュールは、午前中にメールチェックや社内会議。午後からは代理店様にお伺いしたり、営業回りをさせて頂き、夕方、社内で提案資料の作成やメール対応を行っています。

――仕事をする上でのこだわりだったり、教訓や意識していることはありますか?

営業は体が資本ですので、体調管理を徹底しています。最近は猛暑日が続くので、熱中症などにならないよう、水分補給や塩分配合のキャンディを意識的に摂取して、イオンバランスがベストな状態を保てるよう意識しています。

――これまで、ポータルサイト「livedoor」の広告営業担当をしてきたのが、ここにNAVERまとめやLINEが加わるようになりました。ご自身にはどのような変化がありましたか?

広告メニューが増えることで提案の幅も増え、営業としては活動しやすい環境になりました。LINEの広告営業を料理人に例えると、広告事業部は多くの食材を揃えているレストランだと思っています。多くの食材があることで、お肉が好きな人、野菜が好きな人、ベジタリアン、時には甘党の人など、様々なお客さんのニーズに合わせて美味しい料理が提供可能です。それがLINEの広告事業部ならではの特徴であり、他にはない魅力であると感じています。LINEにはそのような最高のコンテンツが存在するので、日々アンテナを張り巡らしながら、営業マンとしての包丁を磨き続けています。

DSC_0016

――では、LINEについてお伺いします。LINEの広告メニューを取り扱う機会も増えたと思いますが、クライアント企業からは、LINEにどんなことを期待し、求めていると感じますか?

LINEは国内4,500万人以上の方にご利用頂いています。その中にクライアント企業様のメッセージを配信頂くと多くのユーザーに企業様の情報が届くわけですが、次のステップとしてはどのようなメッセージが効果的なのかを掘り下げていくことにクライアント企業様のニーズや期待があると感じています。SNSやメールマーケティングとも異なる、スマホならでは、LINEならではといえる企業様とユーザーを繋ぐコミュニケーション。我々はこの部分をさらに醸成し、提供していかなければならないと感じています。

――これまで、どのような案件を担当されましたか?

キャリア3年ながらも、とても多くの案件を担当させて頂きましたが、LINEでは「東進ハイスクール」のスタンプが印象に残っております。「今でしょ」を中心に、そのスタンプは約2億回以上利用され、企業様の広告を、老若男女、多くのユーザーが楽しんで使用している様子を見て、嬉しさを覚えました。

image

また、livedoorでは、メイテックネクスト様とのタイアップ広告が印象に残っています。企業様の認知拡大のため、WEB上に面白企画を展開したのですが、私自身も製作のお手伝いをしてロシア人のお姉さんにプールに突き落とされたりしながら最終的にはクライアント様にも満足して頂くことができ、WEB上でも話題になる案件になりました。

――livedoor、NAVERまとめのみならず、LINEでも、これまでの企業アカウントやスポンサードスタンプに加え、LINE PLAY、LINE CAMERAなど、LINEのコンテンツ拡大に伴い、広告メニューがどんどん増えています。ご自身での理解や、広告代理店やクライアントにこれらを理解して貰うために意識していることはありますか?

まずは自分自身が一番のユーザーになることを意識しています。映画評論家のおすぎさんは、年間500本の映画を鑑賞しているそうですが、だからこそ、映画を様々な視点で語ることができ、読者に対してその作品を見たいと思わせる説得力が生まれてくるのだと思います。広告営業もこれと同様で、一人のユーザーとして、そのコンテンツに多く触れ続けることで、一般ユーザーの視点も見失わず、企業に自分の言葉で提案ができると考えています。

――多忙な毎日ではあると思いますが、それでも、楽しい、やりがいがあると感じるのは、どういったところでしょうか?

サービスが好きやから。この1点に尽きると思います。LINEもNAVERまとめもlivedoorも、一ユーザーとして、ファンであり、本当に良いサービスだと感じています。好きなサービスを取り扱い、代理店様や企業様に自信を持って紹介し、営業できることは営業マンとしてはこの上ない良い環境だと思います。また弊社の広告メニューに全く興味の無かった方が、自分の言葉や提案を通して、意識を変えることができた瞬間も、営業マンとしてやりがいを感じる時ですね。

――現在、LINEでは採用活動を強化しています。広告部であれば、どのようなスキルセットを持った人材を求めていると感じますか?

「うまい・安い・早い」の意識を兼ね備えた人でしょうか。冗談のように聞こえるかもしれませんが、本気でそう思っています。うまい=より良いものを。安い=コストも意識して。早い=スピード感をもって。クライアントに提案することが、営業として最高のパフォーマンスに繋がると感じますし、どの案件にも共通して言えることだと思います。

1年後はもちろん、数ヵ月後、極端な話、明日何が起こるかわからない業界だと思います。それを不安に思うのではなく、楽しく思える方はこの会社に向いていると思いますね。私自身もまだまだ3年目の未熟者なので、新しく入られる方から自分が持っていないものを吸収したいと思っています。

――では、最後にご自身のこれからの夢や目標があれば、教えて下さい。

都内に庭付きの一軒家を・・・。すいません(笑)。LINEを中心にサービスが凄まじい勢いで成長しているのを、日々感じているので、その成長に取り残されないよう、自分を磨いていきたいです!また自分がいたから、その案件が実現できた、というようなオンリーワンの実績を作っていきたいと思っています。

企画営業(LINE広告)の募集要項はこちら

【シリーズ記事】
「LINE株式会社で働く魅力」Vol.1