今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はLINE NEWSのプロジェクトマネージャーの方です。

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――入社日を教えてください
2010年の3月です。

――入社したきっかけを教えていただけますか?
前職でもWebサービスの立ち上げやメディアのリニューアルなどを担当していましたが、もともとネットの新しいサービスが好きなので、2009年にNAVERで検索・まとめのサービスが始まった際にベータ版に登録をしていて、同年12月のユーザーイベントに参加したのがきっかけです。

当時はいちユーザーとしての参加でしたが、イベントで紹介されるサービスや社員さんの雰囲気にも惹かれ、会社にも大いに興味を持ちました。ちょうど舛田さん(編集部注:LINE 取締役 舛田淳)や人事の方も来ていたので、「今って人は募集してますか?」と聞いたところ、「採ってます!」とのことだったので。連絡先を交換して帰宅し、その日のうちにレジュメを書いて送りました。

応募時、あらためて当時のNAVERのサイトもよくよく見てみると、2009年から本気で「単なるローカライズではない」検索サービスを始めてたり、希望職種(サービス企画)の仕事内容欄には「サービスが見事に成功すれば情報革命の旗手になれます」などと書かれていて、もう何だこの会社はと思いまして(笑) これはやっぱり行かなくては!という強い確信のもと、入社しました。その後、NAVERまとめ→LINE NEWSと担当サービスは変わりましたが、結局「情報革命の旗手~」のくだりを書いた上司のもと、当時から今日現在まで働いています。

――現在はどのような仕事内容ですか?
現在はスマホ向けニュース「LINE NEWS」をどういったサービスにしていくのか企画し、方針が決まったらプロジェクトメンバーと話しあったり手を動かしたりしながらプロダクトを作り、リリースしたら広報と一緒にユーザーにお知らせするところまで、全てに関わっています。特に開発側の工程で言うと、上から下までかなり幅広く担当しています。


――LINE NEWSのプロジェクトマネージャーと編集長はどのような違いがあるのでしょうか?
端的に言えば、プロダクト側とコンテンツ側、それぞれの責任者ということになると思います。しかしニュースは運営者がプロダクトとコンテンツの両方を提供するため、特にサービスの方針検討においては両者は不可分です。今はLINEのメディア事業全体としてもLINE NEWSに注力していることから、LINE NEWSの編集長はもちろん、NAVERまとめの編集長livedoorニュースの編集長とも、「こんな機能はどうだろう」「こんなコンテンツが読みたいね」と、立場にとらわれず毎日ディスカッションをしています。やることが決まったらある程度は分業で、プロダクト側は私を含めた企画がデザイナー・エンジニア・QAと進め、コンテンツ側は編集で進めます。

直近では、「LINE NEWS マガジン」という案件をリリースしましたが、これも「狭い意味での最大公約数的なニュースだけでなく、ユーザーの好みに応じた雑誌のようなコンテンツまで、LINEで読めるようにしたい!」という企画・編集の合意が先にあり、実際に進める際はどのような形・仕組みで実現するかを検討し、各部署と調整しながら仕様策定・ドキュメンテーション・工数管理などを行っていきます。

編集側では、まずは「マガジン」とはどういったコンテンツなのか?をイメージし、すり合わせるためのサンプルを作ったり、編集体制・フローを検討し、方向性が決まったら実際にプレ運用を始めて品質・確度を上げていき、リリース後は実際のコンテンツ更新を担う、といった分担になります。


――ニュースメディアの企画という仕事はどのようなものなのでしょう?
まずニュースというもの自体が、ユーザーが参加することでコンテンツが作られていく CGM (Consumer Generated Media)ではないので、前述のとおり編集側とコンテンツの内容まで協議しつつ、人がどのような情報とどう出会えると良いのか考えることがまずは仕事の中心になります。

例えば、昨年からLINEのアカウントを通じて配信している「LINE NEWS ダイジェスト」なども、まずは「いま押さえておくべき話題を、最もラクに把握するためには」というコンセプトで考えました。わざわざ見に行かなくても、LINEの通知で届けられるのも利点ですが、さらに開いただけでタップすらしなくても、主要な話題がざっくり分かることが大事なので視覚的にすぐ判断できるような伝え方にしたいと思っています。

実際の画面を見てもらえるとわかりますが、画像を中心に組み立て、文字をギリギリまで減らすことで、ぱっと見で把握できるように心がけています。実際にこうした画面に近い「スケッチ」なども自身で何十パターンと作ることもあります。

LINE NEWSのダイジェストはこのように表示される
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――会社の好きなところ、自慢できるところってありますか?
前述のとおり、昔からある「無茶な目標を真面目に追っかけるベンチャー」という雰囲気は好きですね。当時と比べると人は格段に増えて大きい会社になってきてはいますが、今でも難しいハードルを越えようと、皆がそれぞれ、真剣に取り組んでいることに変わりはありません。

もう一つは、本質的な価値を作ることに、こだわれる環境でしょうか。LINE NEWSは、開始から2年経った今も、まだ広告は入れてません。いずれ売上も作っていく必要はありますが、順番として、まず徹底的にユーザーファーストで物事を考えられるのはすごくよいことだと思ってます。売上目標を達成するためにサービスのあり方を曲げることはありませんし、「いくら売上があがろうと、うちのサービスでやるべきじゃないことはしない」と明言してくれる人が担当執行役員にいてくれるのも大きいと思います。

編集部注
LINE NEWSのプロダクト責任者である執行役員 島村の記事もあわせてご覧ください
LINE NEWSのMAUが1200万人突破、ヤフーの牙城を崩せるか | TechCrunch Japan
まずは「ヤフトピ」を超える:「アプリ」と「カテゴリー」から脱却して月間1200万MAUに――執行役員 島村氏が語る「LINE NEWS」の世界観 - ITmedia Mobile


――では、やっていてよかったなと思うのはどんな時ですか?
企画としては、ベタですが、やはり携わったサービスがそれなりに成果を出してこれている、多くのユーザーに使ってもらっていることでしょうか。NAVERまとめもLINE NEWSも、サービスの初期から関わって、千万単位のユーザーに使ってもらえるところまでこれたのは、そうそうできない経験ですし、とても嬉しいことです。

企画面でもう少し細かく言うと、少しでも良いものにしようとか、少しでも速くリリースしよう、といったちょっとしたこだわりの積み重ねが成果に繋がっていくと思っています。先ほどの「LINE NEWS マガジン」にしても、もともとニュースとは別に余暇に見ていただくコンテンツとして考えた内容ということもあり、企画が固まったのが4/1だったにも関わらず、かなり頑張って4月中にリリースしたんですね。その結果、まさしくGW中、一部の方々に使ってもらって話題にしてもらうこともできましたし、一定の評価を得られたことで、休み明け、一気にプロモーションに向けてアクセルを踏めた、ということもありました。結果、2015年5月時点でマガジンの登録部数は600万件を超え、LINE NEWS サービス全体の月間アクティブユーザー(MAU)も1200万人まで伸ばすことができました。


――工夫している、こだわっている仕事道具とかありますか?
こだわりというわけではないですが、社内を移動する時にはこのケースにPCやスマホなどを入れて持ち歩いています。
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新しいMacbookと、あとはケーブル類ですね。そろそろケースの取っ手が壊れそうなので次のものを探しているところです。
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――どんな人と一緒に仕事をしたいですか?また、どんな人が向いていると思いますか?
直近で担当しているニュースという領域は、新興アプリが続々と出てきたり、情報とユーザーの接点や消費の仕方、媒体のあり方もどんどん変わっていっており、非常に熱い時期、変革期にあると言って良いと思います。このタイミングでニュースサービスに携わるのも、なかなか得がたい経験ですよね。一言で言えば、そういった状況に可能性を感じ、楽しんで仕事できる人が向いていると思います。メディアに対する強い好奇心や情熱、インターネットって面白いね、っていうのが前提になっていて欲しいですよね。

そもそも我々企画の仕事は「これ絶対おもしろいからやりましょう!」「こんなコンテンツあったら良いですよね!」「ユーザーさんも喜んでくれるはず!」という情熱や確信をもって、プロジェクト内外の担当者や関係者に対して、「こっちだよ!いつまでにやるよ!」と先頭に立って推進し、能力やコミットを最大限発揮してもらうことです。なので、ニュースやメディア、インターネットそのものに未来や可能性を感じて、自身の中から熱量を持った企画が出せる方が多くの人を巻き込めると思いますし、向いているんじゃないでしょうか。私自身も、そういった方と一緒に企画を考えたいですね。

企画や開発の経験、年齢にもこだわりはありません。ベースとなる情熱や最低限の理解さえあれば、早ければ半年もあれば何とかなると思ってます。ずいぶん昔のことではありますが、私自身、熱心なネットユーザーではありましたが、仕事としては未経験で業界に飛び込んだタイプです。



――今後やっていきたい事を教えてください
ニュースや情報に関わるサービスを長いことやってますし、もともとネットが大好きなので(笑)、ジャンキー的に沢山の情報を見ています。テレビのニュースや新聞などはあまり見ませんが、ネットで話題になっている事象などは、朝から晩までちょくちょく見ています(マガジン「インターネッツが好き」を作るためでもあります!笑)。

ネットの面白いところは、一方通行だった従来と比べて、チャネルを持たなかった多くの人々からも情報や反応が出てくることだと思っていますし、そもそも何がニュースなのかすら、今はユーザーにある程度、委ねられている感覚があります。そういった、従来のメディアにはない新しさやダイナミズムを、私自身もサービスの企画を通じて追求したいし、もっともっと多くの人に良い形で経験してほしい、という気持ちもあります。

ニュースだからといって、事件・事故や芸能・スポーツ・経済…といった従来のカテゴリや、昔ながらの記事といった形式に閉じるのではなく、多くのユーザーに、様々な情報に積極的に触れてもらい、それがちょっとした楽しみや、新鮮な経験、生活を豊かにすることに繋がるよう、これからも新しいサービスを生み出していければと思います。



――ありがとうございました

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