今回も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はBX室 ブランドデザインチームでマネージャーをしている方です。
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――入社日を教えてください
2013年の6月です

――LINEに入社したきっかけを教えていただけますか?
2012年に開催されたLINEの事業戦略発表イベント「Hello, Friends In Tokyo 2012」の記事を色々なところで見かけて、LINEのアプリケーション自体はすでに使い始めていましたが「作っている会社はどんな雰囲気なんだろう?」と思い、このはたらく机シリーズを読んだのが入社したきっかけです。

このように実際に働いている人の雰囲気がわかったり会社の中が見える記事を出していることに好感が持てましたし、LINEは全てを自前でやろうとしていることが伝わってきて興味を持ちました。ベンチャーな雰囲気もあり、みんなが一緒の方を向いて頑張っている環境なのかなと想像しました。


――実際にLINEに入社してみてどうですか?イメージしていたのと違いましたか?
はたらく机シリーズを読むと、平均年齢はすこし高めで落ち着いた印象でしたがその通りでした。浮ついた部分が多いと「あれやろう、これやろう」とアイデアばかりが出て形にすることが無く終わってしまうことが多いですが、LINEの場合だと「では具体的にこうしましょう、ああしましょう」とみんなが形にしようと動きます。落ち着いているといいますか、やるべきことへの理解が早いといいますか。

とにかくさまざまな速度が早く感じます(笑)。もちろん入社してすぐに経験のある方々と同じ速度になることは出来ないのですが、何とかついていくことを心がけました。


――順番が少し前後してしまいますが、BX室 というのはどういった部署ですか?
BXというのは、「ブランドエクスペリエンス」という文字の略称で、LINEという企業の世界観や価値感、ブランドを形作る部署になります。LINEというブランドがみなさんの目に留まる、体験するもの全てを形にしていくような部署といった言い方が適切かも知れません。

BX室は現在、ブランドデザイン・映像・スペースデザイン・プロダクトデザインでチームがわかれていて、それぞれが専門の分野を担当しています。映像チームはCMの制作をはじめコンセプトムービーなども出来ますし、スペースデザインは LINE FRIENDS STORE の設計、内装デザイン、店舗の演出全てを行ないます。プロダクトデザインは製品やパッケージデザイン、キャラクターグッズのコンセプトなどを手がけたりと、それぞれ専門家が集まって協業してきているという状況です。

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商品のデザインについて打ち合わせをしている様子


――BX室の中で、ブランドデザインチームはどんなチームですか?
一般的には企業内のデザイン担当、インハウスデザイナーという職種が近いですかね。ブランドを形成するにあたって企画の段階からPRチームやマーケティングチームと一緒に形にしていく部署で、カンファレンスやユーザー向けのイベントをはじめ、街で見かける交通広告や会社の名刺や封筒といった印刷物まで様々なものを担当しています。手がけている範囲が大きいので常にBX室全体で、他部署とも連携して動いています。

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上 「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」下 「LINE DEVELOPER DAY_2015 Tokyo」それぞれ会場のみならず映像やプレゼンスライドまで手がけた

――最近手がけられたものを教えていただけますか
「LINE presents 表参道イルミネーション2015」というクリスマスのイベントを担当しました。「大切な人と、もっと近くに」というテーマで家族や仲間、恋人といった人と人のつながりが普段LINEを使ってコミュニケーションしている間柄や距離感ととても近くにあるので、クリスマスのイルミネーションという少し特別な時間にこのようなテーマを連想してもらえるような企画を進めました。

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イルミネーションイベントの様子

表参道を彩るイルミネーションだけではなく、家族や仲間、恋人同士でほっぺをくっつけることでさきほどの間柄、距離感を撮影できる「ピタフォト イルミネーションブース」を展開しました。一緒に写真を撮る相手との密着度でイルミネーションの光が変化する仕掛けを用意したり、「大切な人と、もっと近くに」ということを実際に体験してもらえるようにしたのですがとても好評でした。

他にも、LINE FRIENDS STORE 仙台のオープンなども担当しました。
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LINEキャラクターが仙台オリジナルのコスチュームを着ている店内

――カバーしている範囲も大きいと思いますが、どんな人と一緒に仕事をしたいですか?
考えていることを形にできる人です。デザイナーは形にしていくことが重要ですので、まずは考えていることをきちんと言葉に出来て、それを実際に形にしてみる。そこから意見交換しながらブラッシュアップして最終的に表現することができる人がいいですね。

まず形になっているものが見えないと周囲は判断ができないものなので「何としても形にする」という気持ちで取り組めるようなかたと一緒に働きたいです。


――いっしょに働いてみないとわからない部分に思えますが、面接の時などに重視しているのはどういったポイントでしょうか
ポートフォリオをまずは重点的に見ます。これまでの成果を見せるポートフォリオ自体にも気を配ってあるのか、もちろん課題も出しますが、入社した後にミスマッチが起こらないことが重要で、面接では社内の状況や今後の展開についても説明してお互いに質問を交えながらきちんとして説明する形にしています。

話をする上で、やりたいことが多すぎて目の前が見えなくなってしまっていないか、まずは1つのことを形にしていくような方なのかも、重要なポイントと考えています。


――LINEに入社してよく聞くのは「裁量が大きい」というところですが、ブランドデザインチームではいかがでしょうか
代理店や制作会社出身の方もチームに在籍していますが、受注というスタイルよりも自社でサービスを扱っているということ、全て自分たちで進めていく企業文化も重なり、より裁量に関しては大きいと感じます。先ほどのPRやマーケティング、BX室内のさまざまなプロフェッショナルと協業することも、すぐ隣の席で話合うことができ、常にスピードを持ってクオリティが良くなるように協業しています。もちろん外部の協力が必要な時もありますが、そのような判断自体も社内で決め調整していくことが多いです。


――仕事をするうえではつらいこともあるかと思いますが、印象に残っているものはありますか?
実はつらいということがなくて、それが印象に残るほどのものではなかったのだと思います(笑)。もちろん一時的に負荷がかかり、イベント前日などは準備のために遅くなることもあります。それが何のためにどこへ向かう状況なのかわからない状態でしたらそれはつらい状況なのかもしれませんが、そのような状況にならないように情報をすぐに共有して、軌道修正しながらゴールに向かっている感じです。


――では、やっていてよかったなと思うのはどんな時ですか?
基本的には担当してきたものはすべてよかったなと思います(笑)。最終的に形になったものの評判がよかったり「かわいい」とか「楽しい」と言われることも嬉しいですし、先ほどの表参道のイルミネーションイベントでは、写真を撮ってくれている方々の自然で楽しそうな表情がを見ることができてとてもよかったです。そのような場所、時間や体験を社内のみんなで生み出せたことが嬉しいです。

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ピタフォトでは沢山の笑顔が生まれました

もちろん毎回イベントが終わると、今回の問題があったところの反省点や改善点について、次につながっていくように議論しています。


――今後やっていきたい事を教えてください
手を動かしてものを作っていく、ブランドを作っていきたい人と一緒に働きたいのでご応募ください!自社で全てのものを作っている会社はなかなか無いと思います。面白い会社です、是非お待ちしております。


――ありがとうございました


LINEではBXデザイナーを絶賛募集中です!
http://linecorp.com/ja/career/position/136

次回も気になるスタッフに話を聞いてみたいと思います。