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2016年2月4日から9日までの5日間、アカウント上で技術職についての質問を受け付けておりました。多くの質問を寄せていただきありがとうございました!いただいた質問について実際にLINEで働いているエンジニアの中でも面接官や新卒の方に回答してもらいました。今回はその中からいくつかをご紹介いたします。

質問に答えてくれた5人の担当領域
Aさん:サーバサイドエンジニア(LINE)
Bさん:サーバサイドエンジニア(LINE GAME)
Cさん:サーバサイドエンジニア(LINE ファミリーアプリ)
Dさん:セキュリティエンジニア
Eさん:インフラエンジニア(新卒)


Q1. どんなプログラミング言語を使っているのですか?


Aさん:LINEのコアサービスはJavaで開発していて、自分の場合は90%くらいがJavaでの開発です。
ツール類には本当に様々な言語が使われていますが、私の場合はPythonやScalaを使っています。
Javaを使う理由の一つには、様々な分散処理を開発するにあたりってHadoop Projectのミドルウェアを多く利用しているということがあります。

Bさん:主にJavaを使用しています。確かにスクリプト言語と比べると開発スピードが出ないと感じることもありますが、パフォーマンスに優れているし、型付けのおかげで後からの保守運用もしやすいと感じているので、十分にメリットのほうが上回っていると個人的には感じています。管理ツールや、batch処理などではJava以外のスクリプト言語を使用することもあります。

Cさん:C/C++はよく使います。あらゆるプログラミング言語から利用でき、より高速且つ省メモリに、そしてシンプルなプログラムを書けるし、何年後でもトラブル無しに実行できるので。
PerlとPython。ライブラリが充実していて得意な分野が違うので使い分けています。また速く書けるので技術開発の初期段階においてとても便利です。

Dさん:JavaとObjective-cの利用頻度が高いです。
JavaはAndroid App の脆弱性診断のため。いろいろ遊べる Android 環境が楽しいので割合が少し高いです。
一方Objective-cはiOS App の脆弱性診断のために使っています。あと、セキュリティの本や公開されているツールの影響でPythonも使うことがあります。

Q2.OSSソフトウェア開発にも力を入れていますか?また、既存の自社製ツールのソースを公開する予定はあるのでしょうか?


AさんBさんCさん
会社として、積極的にOSSに貢献していこうという動きはあります。実際に2015年11月に、Armeriaという非同期RPC/API client/serverのライブラリをOSSとして公開しました。LINEのコアサービスのために開発されたライブラリをOSS化したものです。
http://line.github.io/armeria/

Q3. インシデント対応で、対応のための手順書と異なる動きをするときに一番気をつけていることはなんですか?


Dさん:作業証跡を残し、これを関係者に適宜共有すること。基本だけど実践はなかなか難しいこともあります。

Q4. インフラチームでは、サーバの管理をどのように行っていますか?


Eさん:どのサーバがどこにマウントされている、どういった構成か、などの情報は自社開発のツールを使用し管理しています。

Q5. 仕事をする上で大事にしていることはありますか?


Aさん:いい意味ではラクするけど、悪い意味でラクしないようにすることです。
*ツール化できるルーチンな仕事はできるだけツール化して人間はラクできるるようにするけど、エンジニアにしかできない仕事は困難に直面しても全力でやり遂げる、ということです。
Bさん:コミュニケーション
Cさん:普段から、やったことが無いこと、行ったことが無いこと、など未体験なことをより多く行うようにして視野を無理にでも広げています
Dさん:安定して成果を出せるように、適宜休息をとること
Eさん:関係作りです。言葉に表すのは難しいですがタイミングをみて他愛もない会話をしてみたり、小さなことでも話しやすい雰囲気を作ろうと心がけています。

Q6. 他の企業と比較してLINEで働いていていいなと思うポイントは何ですか?


Aさん:一つは技術力が高いエンジニアがたくさんいること。一緒に働いていると日々が自分の勉強になります。
もう一つは、世界的にも有数のスケールのサービスを提供しているので、日本国内では例を見ない難しい技術的なチャレンジを経験することができます。特にサーバサイドのエンジニアにとっては、これはとても大きなアドバンテージだと思います。
Cさん:自主性がある人がやることを邪魔しないこと。また、OSSの開発によって社内外に貢献できることが良いと感じています。
Dさん:肯定的な思考の方が多いことです。私の上司は失敗に寛容で、様々なことに挑戦しやすいです。

Q7.大学のうちにやっておいたほうが良いことはなんですか?


Aさん: コンピューターサイエンスの基礎的な知識。あとは技術において「これだけは他の人に負けない」という得意分野をつくる
Bさん:プログラマとしてのアルバイトやインターン(結果的にいろいろな技術が身につきました)
Dさん:アプリケーション開発やサーバ運用の経験。またそこからテストやデバックを疎かにしない習慣を身に付けると更に良いと思います。
Eさん:インフラ共通としてはサーバ(OS/HW)とネットワークの知識を広く浅くだと思います。 それに加えて、自分が好きだ・得意だと思える技術1つを深く。加えて個人的に思うのはIT技術以外に得意だと思える技能を1つです。(会話能力、プレゼン能力など)

Q8.どんな人と一緒にはたらきたいと思いますか?


Bさん:積極的に学習をする人、仕事が好きな人、コミュニケーションに積極的な人
Cさん:何か得意技があり、向上心があって実際に向上する人。
物事の本質を見抜ける人。他人に対する気遣いができる。
Dさん:セキュリティエンジニアを志望される方なら「何が何でもセキュリティで飯を食っていってやるぞ!」という気概のある人だとうれしいです。なんとなく「最近流行ってきてるから」という理由じゃなくて、セキュリティに何かしらの興味をもっていて、それをモチベーションに変えられる人が向いていると思います。

採用情報


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