今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はLINEゲーム事業部 ゲームマーケティングチームのマネージャーです。
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――入社日を教えてください
2014年の8月です

――LINEに入社したきっかけを教えていただけますか?
前職はゲームプラットフォームの会社だったんですが、LINE GAMEというサービスを外から見ていて当時はカジュアルゲームが多かったですが「LINEを使ったゲームのマーケティング」というものに興味があって応募したのがきっかけです。

当時はオンライン主体の広告マーケティングをやっていたんですが、LINEという新しいプラットフォームを使った領域をせばめないマーケティングに興味津々でした。ゲームもカジュアルゲーム以外にもコアゲームやミドルゲームなど様々なジャンルがありますし、マーケティングのやり方やターゲットも違うんですよね。自分もそういうところでマーケティング担当として新しい世界でやってみたかったんです。


――実際にLINEに入社してみてどうでしたか?
当時はまだLINE GAMEのマーケティング担当というポジションが無いに等しい状態だったので、立ち上げに近い形で始めました。LINE GAMEの特徴としては、まずタイトルが多いんですね。現時点でサービスしているのでいうと約40タイトルくらいあって、まず初めは1つずつどのようなマーケティングを行い結果がどうなのかを見ていくところから始めました。想定していたよりも刺激的でしたね。

※編集部注
LINE GAMEはこちらでご紹介しています
http://line.me/ja/games


――ゲームマーケティングチームはどんなチームですか?また、ゲームマーケティングの仕事内容についても教えてください
役割でいうと私が行っているマーケティングプランナーが5名、マーケティングディレクターが2名です。我々のチームはゲーム事業部の中にマーケティングチームがあり、ゲームのプロデューサーとセットになって動く担当です。プロデューサーはゲーム自体の仕組みや面白さを考えるという役割ですが、ゲームのマーケティング担当はゲームの面白さや訴求ポイントをプロデューサーから吸い上げて宣伝手法に変えてユーザーの皆さんに届けるということをしています。

ゲームのマーケティングはプロダクトサイクルにしたがって変わっていきますのでタイミングごとに色々な施策を行います。まず公開前は露出を増やしていき、新規ユーザーをいかに大量に獲得できるかというところをやっています。それぞれのタイトルに合ったマーケティング戦略を立て、プレイしてもらいたいユーザーにそのゲームの魅力をどのように伝えるべきなのかをひたすら考えて施策をうつんですね。公開から1年くらい経つと既存のユーザーの皆さんにより楽しく遊んでもらえるためのクロスプロモーションやコラボ企画などを行っています。


――今までに担当されたタイトルを教えていただけますか?
チームでやったのでいうと直近ではLINE 三国志ブレイブ、遡ると LINE:ディズニー ツムツム、LINE バブル2、LINE ポコポコ、LINE ゲットリッチなどなど… 多数あります。見ていただくのがわかりやすいと思うので、プロモーションの事例を少し紹介しますね。

オフライン施策をいくつか、こちらは闘会議というイベント様子です。
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【LINE×闘会議2015】大盛り上がりだった LINE闘パーティー の模様をフォトレポートでお届けします!【DAY1】 : LINE GAME公式ブログ

LINE GAMEの3周年ではゲーム実況を行いました。
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LINE GAME3周年記念ゲーム実況!島袋聖南さん、大倉士門さん、こんどうようぢさんら登場 : LINE GAME公式ブログ

TV CMはLINE POP2やLINEバブル2など
POP2
bubble2


これはLINEでのコラボ広告ですね
フォルテシア
フォルティシア SEGA×LINE【公式】| しゃべって動く!豪華LINEスタンプ本日配信!

ゲームキャラとLINEキャラのコラボなどもありました
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LINE、『LINE ポコポコ』にINEキャラクターのブラウンが登場! スペシャルステージクリアで豪華3大プレゼントをGET! | Social Game Info


――LINEのゲームマーケティングが他社と違うなと思う点はありますか?
LINEのゲームマーケティングは領域がものすごく広いのが特徴です。まず開発段階からコンセプトやコピーやPVなどをどのようにするか考え、事前登録などPR施策を走らせ、ゲームが出てからはいかに集客できるかというところをTV CM・オンライン広告・オフライン広告・ゲーム内広告・LINEという5つの要素をメインに集客し長く遊んでいただけるかを行っています。


――露出に関わる部分は全てご担当なんですね、こういった方法は一般的なんでしょうか?
一般的にゲームのマーケティング担当は「TV CMだけ」「オンライン広告だけ」と担当が分かれているんですが、LINEのように5つの要素全てを広く長くやらせてもらえる会社はないのでとても珍しいです。ここまでじっくりと1つのタイトルに対して領域を問わずプランを考えて執行できる環境はそうそう無いですね。

現在はスマホゲーム市場がレッドオーシャン化していて、各社かなりのマーケティング費用をかけています。一般的なマーケティング部門だとサービスが分散したり効果分析が曖昧になることがありますが、私達のチームは事業部付のマーケティングチームなのでROI(投資対効果)に基づきしっかりやっているという状況です。


――広告に関わる部分の企画については全ておこなっているんですね
そうですね、CM作成などはオリエン資料の作成や制作進行をやる場合もありますし、撮影の時に立ち会ったりもしますし、編集現場にも行きます。クリエティブを重要視しているので、少しでもクオリティが高いものが出来るよう全ての制作に関わるタッチポイントには携わっています。


――仕事をするうえでは大変なこともあるかと思いますが、印象に残っているものはありますか?
Apple StoreやGoogle Playのランキングを見るとわかりますが、業界のスピードが圧倒的に早いんですね。先週TOP10にいたゲームが翌週にはランク外だったり逆も然り。スピード感がものすごく問われる職種で、例えばTV CMは一般的に3〜4ヶ月かけて作りますが、LINEの場合は1ヶ月で作ったこともあります。そういった、短期間で制作して実現したのは大変だったなと思います。


――では、やっていてよかったなと思うのはどんな時ですか?
プロデューサーというゲームのマネタイズポイントを左右する人と、ゲームを適切に届けてユーザーを呼んでくる我々という両輪で普段やっているのですが、ゲームでヒットを当てるのは宝くじを買うような確率のビジネスなので当たった時は嬉しいですね。ただ、宝くじに必要なのは運のみで、我々の場合は当たる確度は自分たちで上げていかないといけないのですが。


――どんな人と一緒に仕事をしたいですか?
柔軟な中にこだわりを持っている人ですね。柔軟さというのは、LINE GAMEはガラパゴスというかコアなRPGからシミュレーションやパズルゲームなど色々なものがひしめいています。それぞれ違うジャンルのものに適応していく柔軟さが必要だと考えています。

こだわりは、マーケッターとしてユーザー目線を忘れずにプロデューサーと二人三脚で「自分はこのゲームのここを伝えたいんだ」としっかり言えるという部分です。そこがスタート地点で、徐々にプランニングに情熱やこだわりが伝わって良い戦略になっていくと思っています。


――今まさに採用強化を行っているゲームマーケティングという職種ですが、どんな経験を持っている方に来てほしいですか?
なにか1つでもマーケティング領域で強みのある人がよいですね。実務的には、色々な商材を扱ってマーケティングをやっている人は向いていると思いますね。例えば大型のB2Cサービス、Webやスマホでプロモーションの経験がある人など、ゲームに関連した経験がなくても大歓迎です。LINEの中にあるLINE GAMEという環境下で、LINEというマーケティングが出来るのは唯一ここだけなので新鮮な気持ちで働けると思います。

LINEは多くのユーザーの皆さんに使っていただいているので「ああいうプロモーションをやったらいいのに」と、LINEを使ったプロモーションは誰でも考えられると思います。その中で実際にユーザーの皆さんに的確に届く手法や魅力的なプロモーションを作っていくところにやりがいがあると思います。


――会社の好きなところはどんなところですか?
上下関係が一切無いところですね。TV CMの撮影現場に経営陣が様子を見に来ますし、とにかく風通しがよいと感じます。社風として「よいものに対して全社一貫で取り組む」というところがあり、実際にそれが実現できている会社はあまり無いので魅力的だなと思います。


――今後やっていきたい事を教えてください
コアゲームのマーケティングを強化していきたいと思っています。これから更にコアなゲーマーの皆さんに楽しんでもらえるものが出てくるので、オフラインのイベントだったりLINEのマーケティングをコアゲーム用に改善していったりとマーケティングも適応していく予定です。

LINE GAMEはカジュアルゲームを強みにしてきましたが、スマホゲーム自体がコアゲームやミドルゲームの割合が増えてきているので既存のライトゲームやカジュアルゲームを遊んでいただいた皆さんにもそういった新しいジャンルのゲームの魅力や楽しさを伝えていければいいかなと思っています。


――ありがとうございました

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http://linecorp.com/ja/career/position/367