今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はLINE株式会社 執行役員の佐々木さんです。

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――LINE株式会社に入社したきっかけを教えていただけますか?
2005年5月、当時はライブドアという会社でしたが、そこでブログチームに配属されました。転職にあたっては「エンジニアが多そうだから」という理由で決めましたね。エンジニアが多ければディレクターの仕事も多いだろうと思って(笑)

――現在はどのような仕事内容ですか?
サービス企画2室ではLINE PLAYLINE QlivedoorBlog、LINEのアカウントを使った新規事業開発などを担当しています。

――サービス企画2室はどんなチームですか?
以前は、元livedoorのメンバーが多い組織だったのですが、今では元NHN Japanのメンバーが混ざったり、LINE株式会社になってからの新しいメンバーが加わってきて、すっかり境目が無くなってきました。違う経歴を持ったメンバーが集まってアイデアを出し合うので、自分自身、とても勉強になっています。

――仕事の進め方なども随分と変わったのですね、どういった変化がありましたか?
以前は、「日本のネットユーザーにはこういったものがウケるんじゃないか?」という勘を頼りにすることもあったのですが、そういうことがほとんどなくなりました。スマートフォンネイティブの若年層ユーザーや、海外ユーザーをターゲットに考えることが増えたからですかね。勘が通用しない分、データやUXへの向き合い方も変わってきました。

サービスを使っているユーザーの皆さんの国や環境もさまざまですし、それを提供している我々も国籍が入り混じったグローバルなチーム編成だったりします。そういうときは、言葉よりもデータ、言葉よりもデザインが大事です。それぞれに違う流儀を持ったメンバーが集まって、データやデザインという共通言語で企画を進めていくので、そこがとても面白いですよ。


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佐々木さんの机は整理されてとても綺麗でした


――今もっとも必要としている人材はどういった人ですか?
うーん……。外国の食事で腹を壊さない人、ですかね(笑)  まぁそれは冗談としても、世代や国境を越えて、異文化に飛び込める人がいいですね。英語圏のサービスや文化をよく知っているに越したことはありませんが、それ以外の文化圏についてもよく知っていると、活躍の機会が広がると思います。それと、UXや統計といった言葉ではない共通言語は大きな強みですね。


――佐々木さんから見てLINEはどういう会社ですか?
デザインをものすごく大事にしているのが特徴的だと思います。ユーザーの体験に責任を持つという意識が非常に高いです。一方、企画者にとっては、そこそこの企画でも素晴らしいデザインによって素晴らしい企画に見えてしまう、という罠があります(笑) デザインに甘えずに、いい企画に仕上げなきゃというプレッシャーはありますね。


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「いつか使いたい」というLINEのスタンプが押せるスタンプ


――工夫している、こだわっている仕事道具とかありますか?
「ひらくPCバッグ」というのを使っているんですが、すごく便利ですね。会社で使っているのものをポンと入れて、そのまま出かけて、着いたらすぐに仕事ができるという出張に最強なアイテムです。テーブルをそのまま移動するようなもので、不思議とこのバッグがあるといつでもやる気のスイッチが入るんですよ。


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ひらくPCバッグの中も綺麗に整理されていました


――今後やっていきたい事を教えてください
海外メンバーの働きぶりに、すごく刺激を受けています。皆よく働くし、アイデアにも刺激をもらいます。自分が、それを同じような刺激を海外メンバーに与えられているかというと、まだ自信がありません。切磋琢磨していけるように、もっともっとがんばらなきゃと思っています。データやUXが共通言語になるのもいいですが、たわいもない会話から仲良くなることもあるので、語学を学ぶのもいますごく楽しいですね。


――ありがとうございました


次回も気になるスタッフに話を聞いてみたいと思います。