先日1/15に、「LINE新卒採用」の公式アカウント・初の試みとして動画生中継を行いました。
http://line-hr.jp/archives/42315807.html

前半で、LINE株式会社社内をぐるりと巡りながらご紹介し、後半では総合職・技術職の社員が皆さんからいただいた質問にリアルタイムで回答するQ&Aを行いました。

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なお、当日は約3000件もの質問をいただき、「もっと時間を割いてほしかった」というお声もいただいたため、第2回目の生中継を1/29(木)に開催します!

2016LINE新卒採用 生Q&A 第2弾について


日時: 1月29日(木) 17時頃~18時(約1時間)
出演社員: LINE企画担当・稲垣あゆみ、広告営業/グローバル担当の若手~中堅社員、サービス企画担当若手社員など8名程度
放送: 「LINE新卒採用」のLINE公式アカウント(LINE ID: @linenewgrads) トーク画面

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友だち追加数

質問してみたい方、現役社員の様子や意見を知りたい方はぜひご覧ください。

それでは、今回その全文書き起こしをご紹介いたします。

生Q&A全文書き起こし



▼当日の回答者(右から順番に。本人たちによる自己紹介とあわせてどうぞ)
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田端信太郎(Shintaro Tabata)
担当は法人ビジネス担当の上級執行役員をしています。ユーザーさんから直接課金させて頂くお金の他に、企業やブランドがLINEのスタンプを配ったり、公式アカウントを使ったりした時に利用料をいただくLINEのビジネスモデル全般を動かしています。社会人暦は、今…16年目くらいだと思います。よろしくお願いします。

喜一(Yoshikazu)
職種は総合職で入っていまして、いま広告事業部で営業を担当しています。分かりやすく言うと、企業さんに対して公式アカウントやスタンプを販売しております。卒業大学は慶応大学の経済学部出身です。社会人歴で言うと2013年入社の2年目となっております。よろしくお願い致します。

輔(Tasuku)
職種はエンジニアで、開発の部署に所属しています。元々はデータベースを運営していて、例えばLINE GAMEとかスタンプとかのデータを管理しています。昨年の11月くらいに開発の部署に異動して、今は統計の解析業務やデータをまとめる作業を開発しています。卒業大学は名古屋大学の情報系の学部卒業です。社会人歴はYoshikazuと一緒で2年目です。よろしくお願いします。

橋本泰一(Taichi Hashimoto)
技術職のマネージャーをやっています。分野としては、ビックデータの分析のシステム開発やメンテナンスをする部署になります。社会人としては13年か14年くらいで、ただ、まぁ学生時代が長かったので…はい、よろしくお願いします。

Q1. LINEに入社を決めた理由はなんですか?
Yoshikazu:大学の時に、アプリを作ったりしていた時期があって、そこでインターネットが好きになりました。ただその時は、特に何をやりたいとかはなく、何かしらインターネットに関わりたいなと思っていました。当時僕が入社した2013年には、LINEやゲーム、あとは「NAVERまとめ」もあればlivedoorもあるということで、この会社であればかなりいろいろな可能性が広がるんじゃないかなと思って志望させていただき、たまたま合格させていただきました。

田端:えらい、謙虚ですね(笑)

Yoshikazu:いつも謙虚なんですけど(笑) たまたま合格させていただいたので入らせて頂いたような次第でございます。

Tasuku:はい。僕は大学院修士の時にデータ解析業務などをするベンチャー企業にいたんですけど、その小さな会社で結構いろいろやってた時に、フラットな社風が好きだったんですね。社長とか一緒に働いていた方って、30歳中盤くらいの方なんですけど結構フランクに話してくれて。この会社(LINE)で面接させていただいた時も結構フランクで、例えば、面接の時でも趣味は何?とかそういう話を話せて、フラットな社風だったのがすごい好きなところでした。あとはエンジニアとして早く働きたいと思っていたところ、すぐに現場に入れるという話をもらったので、この会社に決めたっていう感じです、はい。

Q2. LINEで働いていてここは面白い!というところは何ですか?
橋本:僕は開発職なので、だいたいエンジニアの人たちと一緒に仕事をするんですけれども、おもしろいのは、技術的にも尖ってて、人としても尖ってて、個性的なエンジニアが多いところです。そういった人達とそれぞれ個性を発揮しながら一緒に働いていくっていうのが非常に面白いかなと思います。

Yoshikazu:まだ2年目なので社内を知り尽くせてはいないんですけど…裁量があるところかなと思います。自分が思ってることを言う機会もありますし、それを、「じゃやってみなよ」と言っていただける環境があるので、そこはおそらく他社の同期の話とかを聞く限り、裁量が多いということなんじゃないかなと。そこは自分の性にも合いますし、いいなと思っています。

Q3. LINEで勤めていて良かったなと思った瞬間はどんな時ですか?
田端:今のLINEじゃないと経験できないような瞬間・チャレンジが結構あって、僕はもう39歳なんですけど、それでも毎年それなりに成長したかなと思う瞬間があることですかね。

去年は、アメリカであるパートナーのイベントに呼ばれて、2~3千人のアメリカ人がいる前でスピーチしないといけなかったんですが、緊張しました。でも、終わって、ある程度うまくこなせたかなと思った瞬間とかはやはり良かった。それは多分、お金払ったって出来る経験じゃないんで、そういう部分とかは非常にいいですね。2年目の人は2年目の人なりに、アラフォーの人はアラフォーの人なりに、それぞれのレイヤーで成長の機会があるかなと思っていますね。そういうときに、行きの飛行機は「あー、もう」って緊張するけど、帰りに乗ると「はぁ~」みたいな、ちょっとした充実感と安堵感と、でもまだまだ終わらない、みたいな、そういう時が楽しいかなと。


Tasuku:そうですね、さっき言ったんですけど、フラットなのが一番おもしろくやれるところです。今、開発の方はどんどんフラットになっていて、例えば大きなLINEの開発関連グループだったら、LINEのセクションのセンター長がいてもみんなフラット。僕みたいな新卒でも、何年勤めてる方でも、同じ立場として話せるのはすごい勤めやすい環境ですね。あとはサーバーがたくさん使えるっていうことですね(笑) それは無茶苦茶楽しいです。

Q4. 英語が出来ると有利ですか?
橋本:そうですね、開発とかエンジニアのところで言えば、オープンソースの技術を使ってることがすごく多いので、そういった技術のドキュメントって大抵のものが英語なので、英語が読み書きできること、話せる必要はないと思うんですけど、技術ドキュメントがきちっと読めるというのは非常に有利にあたると思います。

田端:やっぱり、有利っていうか、絶対ないと駄目っていうことではないですけど、今もうLINEユーザーのかなりの部分が海外のユーザーなので、ビジネス面でのやりとりとか、商談・プレゼンとかの部分で英語が出来る方が望ましいことは望ましいですよね。マストじゃないけど、出来て損は絶対ないです。ただ、出来ないと絶対全員駄目だってことではないです。

僕は帰国子女でもないし、留学してたわけでもないし、まあ、それでも何とかやってるみたいな感じなんですけど、場慣れだけはしてきて、だんだん、だんだん、俺の英語が分からない方が悪いみたいな図太さだけが(笑) そんな感じです。

Q5. LINE株式会社を一言で表すとどんな会社ですか?
Yoshikazu:さっきの通り、裁量の話じゃないですかかね。自由というか、形のないというか、自分が積極的に行けば動く可能性がありますし、自分が動かないと何にもならないし、という意味で、自分の動き方次第でどんな方向性にも動かせるという意味で「自由」かなと思いますね。

Tasuku:今日言うの3回目ですけど「フラット」です。これは本当に、他社から転職された方も多いですが皆さん言うのは、「この会社はすごいフラットだ」って言っているので、やっぱり「フラット」です。

進行役:「自由&フラット」ということで。いいコピーが生まれましたね(笑) 採用チームがちょっと喜んでおります。ありがとうございます。

Q6. 技術試験は難しいですか?何を見てますか?

橋本:そうですねぇ。技術試験は多分、すごく難しいと思います。他の会社の試験よりは断然難しくしてあります。ただ、大学でコンピューターサイエンスをちゃんと勉強してきてる知識で解ける範囲の問題で設定してあるので、学生時代にちゃんと自分たちが学んできたものや、持ってる知識を忘れずにやっておいてもらえればいいかな、と思います。

あと、すごく特徴的なのは、普段自分が使っているパソコンを持ってきてもらって、インターネットが使える環境でプログラミングをして下さい、という課題を設けています。何故かというと、実際の開発プロセスは知識だけではなくて、検索したりいろんな方法を使ってプロダクトを作っていくので、そういった技術力を短時間で見せてもらっています。

進行役:Tasukuくんは2年前くらいに試験を受けた側っていうことですよね?その時は?

Tasuku:試験を作られた方が違ったと思うのですが、僕の時は職種別に受けていて、結構コアなところから実務に則したところまでをペーパーテストで書くっていう感じでした。でも僕は幸いなことに、大学院の時にベンチャーで働いていたときのことがうまく活かせるようなものだったので、そういった経験はバックグラウンドとしてあってよかったなと思います。
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Q7.開発ではどんな言語が使われていますか?
橋本:いろいろありますが、技術として一番多いのは多分Javaだと思います。ただ、他の言語がNGというわけではないですし、さっきも言った通り、どういったソリューションで、今、自分たちが作りたいものを実現するかによって開発の言語を選んでますね。

Q8. 広告営業の部署は、専門知識が必要ですか?
田端:専門的な知識っていうのがどのレベルかにもよりますけど、エンジニアの人とまともにコミュニケーションできるレベルのものはあった方がいいですね。ただ、営業の場合は、技術の知識がないお客様もいるので、そういう人たちがどれくらい「分からないか」を理解できることも大事です。例えば、スマホのサービスでも、ネイティブのアプリで作ってるサービスもあれば、普通にウェブサイトを最適化してブラウザで見てる場合もありますが、この区別がついていないお客さんも多いです。それは別に悪いことじゃなくて、そういう人たちを切り捨てない心の広さと、かたや社内に帰った時には適切にエンジニアとコミュニケーションできる知識の両方がある人がいいかなと。

必要な知識レベルにはグラデーションがあっていいんですが、そうだな、どれくらいのレベルがあればいいかな…。例えば、HTMLのタグを見たことがあったりとか、検索エンジンの基本的な仕組みが分かっていたりとか、さっきのネイティブのアプリと普通のスマホ最適化されているWEBの根本的な違いであったりだとかは理解できてるレベルで、最低限の足切りラインは突破出来てるかなと。「URLって何ですか?」って言われて、URLの3文字が分からないとちょっとヤバイなという気はします、営業と言えども。或いは、検索エンジンの1ページ目にGoogleでてくるランキングがどのように決まってるか、を理解している、まあ、そのレベルで必要充分な気がします。

Q9. 同期は仲がいいですか?チームのメンバーとよく飲みに行きますか?ということで、ちょうど同期のお二人はどうですか?
Yoshikazu:(Tasukuくんと肩を組んで)この通り(笑)

全員:わざとらしい(笑)

Yoshikazu:いや、仲はいいですよ。ランチとかよく行きますし。同期は、LINE株式会社でいうと5人と少なめで寂しい状況なんで、仲いいです。Tasukuくんとは、月1回くらいは飲みに行きますねに。まぁたまたま家が近いっていうのもあったりするし。

Q10. チームのメンバーともよく飲み行きますか?
Tasuku:サービスリリースが無事に終わったときとかに週末飲み行くのはよくあります。あとは年末とかの節目で皆で昼に叙々苑に行ったりとか(笑)

進行役:そういう時は先輩は奢ってくれたりするんですか?

Tasuku:・・・は、はい(笑)

進行役:声がちっちゃい(笑)Tasukuくんの部署の先輩方よろしくお願いしますよ!では、広告事業部はどうですか?皆で飲んだりっていうのは?

田端:週1回か2回くらい?

Yoshikazu:そうですね。

全員:多いな~(笑)

田端:いや、全員が必ず参加するのは、歓迎会とか送別会とかなのでたまにかもしれないけど、小数人ならそれくらいあるんじゃないですか?だって下の銀だこでしょっちゅう飲んでるじゃん(笑)

Q11. 1日のスケジュールを教えてください
Yoshikazu:私は広告事業部で営業を担当をしているので、クライアントさんや代理店さんに対して、今我々の持っているメニューをもってご提案を差し上げるのが日中ですね。9時半から18時が業務時間なので、17時くらいまで訪問をさせていただいて、そこで頂いたお話や課題について帰社後に資料を作って、メールを返して…みたいな形でだいたい20時くらいに帰る感じですかね。アポの件数でいうと1日2、3件くらいですかね。

Tasuku:僕は技術職なので、基本的にはJIRAというイシュー管理のシステムを中心に動きます。朝一でメールチェックやイシューを30分ほど確認して、JIRAというツールで優先度やタスクの進捗を確認しながら日々の業務をしてますね。時間管理やチームでの管理もそういったツールを使っています。だいたい、結構早く帰れますね。定時が18時半なんですけど、それくらいには結構帰ってます。

Q12. 朝は先輩よりも早く出社しないといけないですか?
Tasuku:無いです!開発の組織全体的に、結構みなさんギリギリに出社するので(笑)。結構、時間外対応※1があったりみなし労働制度※2で働いている方も多いので、10〜11時くらいにパラパラと出社されてる感じですかね。そこは"フラット”なので(笑)

※1 時間外対応…平日業務時間以外に急なトラブル等により対応をすること。
※2 みなし労働制度…実際の業務時間にかかわらず、あらかじめ定めておいた時間を労働したものとみなす制度です。「事業場外みなし労働制」「専門業務型裁量労働制」「企画業務型裁量労働制」に大別され、いわゆる「裁量労働」は、みなし労働時間制の種類の1つです。

Yoshikazu:うち(営業)も、先輩より早く行かないとというのは無いですね。ただ、早く来るメリットとしては、田端さんとか出澤取締役とか役員以上の方が早く来られている場合に話す機会があるのでいいですね。

田端:そんな感じじゃないでしょ〜、別にすぐ並びの席に座ってるじゃん(笑)

Yoshikazu:まぁそうですけど、1対1でゆっくり話すこともできたりするメリットはあるのかなと。

Q13. 上司に自分の意見は言えますか?裁量はありますか?
Tasuku:これまで言ってきた通りフラットなので、言えますね。部署でいうと大所帯ですが、プロジェクトごとのチームでいうと3人とか5~6人とかで回しているので、その中で上とか下とか付けるわけでなく、僕みたいな若手でもベテランのエンジニアの方でも、出した意見は平等に聞いてくれますね。そして、出した意見に対して「じゃあアルファ環境でやってみようか」となるので、裁量も全然あると思います。

Yoshikazu:上司に自分の意見は言えますし、裁量もあるかなと思います。裁量を持つことの向き・不向きはあって、何も言わなくても仕事が降ってくる方がいいという人もいれば、自分から創り上げていきたいという人もいるので、自分はどっちが良いのかを考える必要があるなと思いますね。

進行:橋本さんと田端さんは、言われる側の立場かと思いますが、どうですか?

橋本:僕のチームに関しては、それぞれのやりたいことをもとにして業務を振っているので、むしろ色々言ってもらった方が嬉しいですね。それに、自分で考えてこうしたらもっとこう良くなるはず、というのはみんな考えているはずなので、そこはすごく尊重したいなと思ってます。なるべく、部下のやりたいようにしてもらってます(笑)

田端:この質問は面接などでも頂くことが、多いんですけど、たぶん大学生の皆さんはそれまで学校での経験しかないから、おそらく会社を学校のメタファーでとらえているのかと思うんですね。ただ、会社での上司や役員、それに社長も含めて、別に先生じゃないんですよ。先生じゃないというのは、正解を知ってるわけじゃないという意味です。一緒に正解を探して行く、部活でいうとキャプテン、大学でいうと研究室の先輩、くらいの感じでとらえてもらった方がいいと思います。

そういう意味では、意見を言うなんて当たり前だし、むしろ意見を言うことが仕事。ただ、意見といっても感想レベルだと困って、なぜそのように思うのかとか、とセットであり、かつ、誰のために、何を狙っての発言なのかが明確であれば、良いです。とにかく、その人なりの意見なり主張がないのであれば、そこに居る意味がないし、入ってもらう意味が無いと思います。 上司や先輩だって、自分だけだと解けなかった問題が、若手が入ってきて「ああ、そういう考えもあるのか」と気付いて解けたりもするし。そういう感じで、1つのイシューに対して一緒に取り組むパートナーとしてとらえてますね。

Q14. LINEにはサービス設計などにおいて「ユーザーファースト」の文化があるとのことですが、皆さんは「ユーザーファースト」をどのように定義して意思疎通しているのでしょうか?

田端:僕なんかは広告・マーケティングなどのビジネスサイドの仕事をしていると、これ絶対やらない前提で言いますけど、もしすごく儲けたいのであれば、よくポータルサイトのトップページにあるようなポップアップのように、LINEを立ち上げた瞬間にポップアップがドカっと出てきて動画が流れて強制的に見せたほうが広告の売上としては一瞬儲かるかもしれないんですよ。あるいは、関係ないメッセージが普通のLINEのトークに紛れ込んでくる方が、目の前の利益としては効果的かもしれない。ただ、そういうのは長い目で見て持続可能じゃないです。それに、ユーザーと広告主(企業)の関係でいうと、ユーザーにとってのメリットが、最終的にめぐりめぐって広告主のメリットになると思っています。これまででいうと、いわゆるアプリやスマホサイトの下の部分にずっと出ている広告のようなことは、そういう哲学があってLINEではやってません。

「儲かるからやりましょう」というのではなくて、本質的に儲かるとも思ってないし、ダサいし悪いカッコからやらないという美学もあります。ユーザーファースト=広告主ファーストということになりますからね。

Tasuku:2年目の僕にはなかなかまだ難しい質問ですが…。今僕は統計データを加工して出すという担当なので、僕にとっての直接のユーザーさんは広告主さんになります。例えばそういうところからリクエストを受けてただその通りにバッチを組むというのは、エンジニアとしても嫌ですし、相手にとってベストなことは何かを先回りして対応するようにしていますね。

Q15. ラストの質問です。どんな人と働きたいですか?
橋本:技術職でいうと、とにかく尖ってる人、面白い人、個性的な人に来てほしいなと思います。一本突き抜けている人がすごく多いので、そういう人たちが集まっているからこそすごいアプリを作っていけると思っています。試験とか面接のときに、いかに自分が個性的か、唯一無二の存在なのかを是非是非アピールして欲しいと思います。

Tasuku:エンジニアとして、この技術だったら自分だ、というものが立っている人は、確実に会社にとってもチームにとってもパートナーにとってもプラスな存在になると思うので、そういう人と働きたいです。あとは、会社ですべてを教えてもらえるわけではないので、自分なりにアンテナを張って吸収していってほしいですね。特に、今のLINEの規模だとエンジニアリングにおいても他の会社では経験できない課題があるので、いろんな情報をかき集めて、マージして、新しい1つの解を自分で作り出せる人と是非一緒に働きたいですね。

Yoshikazu:僕の課題でもあるんですけど、空気が読める人にきてほしいです(笑)広告メニューをクライアントさんに合わせて、スタンプはこうした方がいいとか、女性向け商材ならこのメニューがいいとか、提案の出し分けは勉強すればある程度できるようになるんですね。ただ、クライアントの状況によって、今は提案しない方がいいとか、逆に今提案するべきだという空気感を読むというのは、勉強すれば出来るようになることではなく、感覚・センスな部分が多いと思います。そういう意味で、空気が読める人は来ていただきたいなと思います。

田端:今のYoshikazuに被せると、営業とかビジネスの担当でいうと、空気を"読む"だけでなく、さらに"作れる"といいんですよね。例えば、企業はアカウントをやるのが当たり前だというような空気をどんどん作っていきつつ、一方で、スマホのスの字も知らないようなアフリカの部族に出会ったときにどうやってチューニングしてLINEの価値を言えるか。相手が知らないことを馬鹿にしたらダメで、営業・ビジネス職はLINEを外に出して、サービスの価値をいかに価格に翻訳できるかが大事。LINEのことを愛しながら、スマホとかに興味が無い人から見たときの目線も持ちつつ、空気をつくって、最終的にはそういう人たちを取り込めるのが良いんじゃないかなと。

まぁ、ひとことでシンプルに言うと、おもしろい人ですよね。

あと、若者はやらかすので、可愛げがあって、是非こいつのケツを拭いてやりたいなと思わせる人と一緒に仕事したいですね。単純に優秀な人を越えて。

-------以上、全文書き起こしでした。

次回(1/29)の生中継は17時頃から約1時間放送予定なので、お楽しみに!

尚、新卒採用ページもオープンしております。学生のみなさまからのエントリーをお待ちしております。
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