今週も、はたらく机でスタッフを紹介していきたいと思います。
今日はエンターテイメント事業部で動画関連サービスのマネージャーです。

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――入社日を教えてください
2010年の4月です。


――入社したきっかけ、入社してからどのようなことを担当してきたか教えていただけますか?
前職ではネット企業で画像や動画の検索に関連した仕事をしていたのですが、画像など検索関連の担当として入社しました。

2012年頃からは、検索関連以外の様々な案件の企画を行いました。6人くらいの小さなチームで「ここは子会社みたいなベンチャーだと思って思いっきりやろう」と言われ、そこで生まれたのが LINE天気・LINE Tools など、LINEにとって未開の地に入っていくと言いますか、新しい市場に入っていくタイミングでした。様々なサービスを検討しているところで「動画はニーズがあるよね」という流れがあり、動画に関連した企画に関わるようになりました。


――現在はどのような仕事内容ですか?
LINEとして動画サービスをどのように事業化していくかという課題を元に企画を行っています。

日々の業務としては、マネージャーとしてチームのタスク・スケジュール管理からアサイン、企画として調査や企画・戦略立案、プレゼンなどを行っています。

また、今担当しているサービスにはタレントやアーティストがLINE公式アカウントを通して生放送をする「LIVE CAST」というリアルタイムストリーミングサービスがあるんですが、その配信のサポートはもちろん、よりタレントやアーティストの皆さんに使っていただけるようにデータ分析や機能改善の企画なども行っています。


――企画に関わるという時には新規事業の担当をすることも多いと思います。難しさなどあれば教えていただけますか?
新規事業の企画は基本的には楽しいし好きなんですが、私自身は天才ではないので産みの苦しみというか、つらいことも多々あります。「世の中を変えるサービスを考えろ」と言われても、神が降りてくることはほとんどありません。仕事中もそうでない時も、年がら年中アンテナを張って、自分の場合は寝てる間も考えます。奥さんからは休日に「また寝てる」と言われるんですが、半分寝ながら、半分は考えているんです。

よく「アイデアを思いつくのは机の上じゃなく、外出先やトイレや風呂」なんていわれますが、自分はそれに「寝ている時」も加わるのかなと思っています。ああでもないこうでもないとずっと考えて続けているのは、楽しい半面とても苦しいものです。新規案件が来たときにはワクワクする気持ちと同時に「このあと半年苦しいな」と覚悟しています(笑)


――仕事をするうえでは大変なこともあるかと思いますが、印象に残っているものはありますか?
正解がない仕事なので、その正解を自分で作っていかないといけないのは難しいですね。サービスを出す環境や、時代や、タイミング。世の中を見る力や運など、色々な要素に左右されるので大変です。

企画職ならではの大変さでいうと、コミュニケーションかと思います。企画からリリースまでには、デザイナーやエンジニア、フロントエンド、QA、広報、マーケティングなど、様々な職種のスタッフと一緒に進めていく必要がありますが、その全ての人たちそれぞれに通じるコミュニケーションをしなければ成り立たないのが企画という仕事です。

大変ではありますが、色々な人と関われてとても楽しいですし特に密接に関わるエンジニアとのコミュニケーションについては重視しています。私自身開発に関わるエンジニアはリスペクトしていて、彼らがいないとサービスは生まれないので、コミュニケーションをうまくとってサービスを良い方向に持っていけるように努力しています。


――では、やっていてよかったなと思うのはどんな時ですか?
そうですね、やはりお客様に使っていただいた時です。当たり前ですが、インターネットは新しい価値観や商品を生み出していますし、使う人にとっての「世の中」というのを変えていると思います。使っていただいて様々な感想をいただきますが「生活が変わった」というコメントを見た時は、生み出してよかったなという嬉しさがあります。

サービスを世に出すまでには、色々な事があります。企画担当一人では何も出来ませんし、LINEで働くスタッフは皆すごく優秀ですが、スティーブ・ジョブスのような天才は少なくとも自分のチームにはいません。一人の天才が優れたサービスを作るとは思っていませんし、一般的な感覚でよいものをすくいあげられるセンスがある人が良いサービスを作れると思っています。そのメンバーが一丸となって「チームでよいものを生み出せた」とき、やっていて良かったなと思う時ですね。


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担当している LIVE CAST はタレント・アーティストが自身のLINE公式アカウントを通して生放送をする機能

LIVE CAST の LINE公式アカウントは〔LINE ID: @linelivecast 〕です、是非追加してください!
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――どんな人と一緒に仕事をしたいですか?また、どんな人が向いていると思いますか?
LINE だから入社したい、という人よりは「世の中を変えたい」と本気で思っている人にきてほしいなと思います。もっと良いものを生み出したいと思っていて、結果的に辿り着いたのがLINEだった、というタイプの方にとっては働きやすいしサポートも沢山してもらえる環境であると思います。

ハングリー精神といえば分かりやすいと思いますが「どこの会社でも、どこの国に行っても、どんな言語でも俺はこれがやりたいんだ」というのがある人と一緒に働きたいですね。突然大きなものを任せるというのは難しいと思いますが、少しずつでも結果を出して積み上げていけば、何でもやらせてもらえるところです。年功序列はないですが、過去の経験というのは経験値を測るときの指標として存在すると思いますし、今まで何を残せたかは大事だと思います。

どんな人が向いているかという面では、自分が言ったことや考えてることを「本当にそうかな?」と自分自身すら疑うことが出来る人が向いていると思います。企画という仕事は考える力が必要ですから、自分がいいなと思っても「では隣の人はどう考えるだろう、上司は?友達は?家族は?」と考えを広げていって、それをすくいとってまとめる仕事なので、常に自分の発言を疑って検証するような謙虚さがあるといいと思います。

また、コミュニケーションという話を先ほどしましたが、そこに自信がある方に是非LINEに来てほしいと思います。「言っていることが現実的ではない」とエンジニアから言われることもありますが、今まで見たこともないものを世に誕生させるには、時には無理を言うことも必要です。全てをメールやLINEだけで進めるわけにもいきませんから、タイミングや相手に応じてうまくコミュニケーションを取れることは大事です。


――会社の好きなところ、自慢できるところってありますか?
上司との距離が近いのは自分にとってすごくいいなと感じています。例えば、企画をしている時に上司に見せるレベルまで完成度があがっていかないという時がありますが「まだ完成度が低いから報告しない」とはなりません。以前そういった状況になった時に「俺たちは良いサービスを出すための仲間なんだよ」と言われたのは嬉しかったですね。いわゆる、社内稟議を通すために仕事をするという事ではなく、上司と部下というだけでもなく、一緒にサービスを生み出す同志。その人次第な面が大きいですが、そう思える環境がLINEにはあると思います。


――最後に、今後やっていきたい事を教えてください
当初は検索で世界一になりたいと思って入社しましたが、今は手がけている動画サービスで世界一になりたいと思っています。何を持って世界一かというと難しいですし、考えれば考えるほど現実的に難しいと思ってる自分もいますが、お客様もコンテンツホルダーなどの企業様もハッピーになれるような、動画で新しいビジネスモデルを作り出したいです。

世界中の動画サービスは基本的に収益面で苦労している状況ですので、ここでLINEが新しい動画のビジネスモデルを考えられたら世界は変わるはずです。そう考えると、世界が変わった後の光景にワクワクしますし、つらくても大変でも企画という仕事が楽しく感じられて仕方ありません。


――ありがとうございました


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